おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
愛することは易(やす)く、愛し続けることは難(かた)し。
パートナー関係の本を書いているある作家(注:詳しくはこのブログの一番下を)の言葉です。
私は最近、この言葉をしみじみと実感しています。
1つは、1月から3月にかけてオンエアされた関ジャニ∞の大倉忠義が主演、広瀬アリスがヒロインを務める『知ってるワイフ』(フジテレビ系列)を観ていたことです。
夫婦関係に悩む主人公がタイムスリップし、妻を入れ替えたことにより“本当に大切なことは何なのか”を模索するファンタジーラブストーリー。
「ずっと澪(注:広瀬アリス演ずる妻のこと)のことを取り戻したいって思ってたけど違ってた。取り戻したいのは自分自身だった」と最終回に大倉演ずる剣﨑に語らせた言葉が忘れられません。
もう1つは、青春出版社から出している『男と女のアドラー心理学』を文庫化することに伴ってリライトの必要性があって読み直していることです。
とかく「論理的な男性」「共感的な女性」というパターン化した考えがありますが、どうやらそうでもないようです。
YouTubeで昨日【ノーカット】櫻井よしこ氏が慰安婦記事訴訟で記者会見 をじっくり観ながら櫻井さんが世の男性評論家も比較にならないくらい論理的であることを再確認しました。
昨日は完全にオフな1日とし、11:00くらいからカミさんと中野の餃子の満洲に出かけ、焼き餃子、水餃子を中心にランチ。
その後は、丸井(中野店)の南側の水辺の庭と四季の庭を花のことを教えてもらいながら歩きました。
「あ、山吹の花筏」という彼女の言葉には、とても情緒と感性を刺激されました。
続いて丸井の裏にあるコーヒー専門店に。
ここで彼女が午前中に観ていたYouTubeをもとに「美意識」について対話しました。
彼女と対話していると、何かしら新たなものが生み出されます。
私はそのことを「創発的対話」と呼んでいます。
そのいきさつはカミさんのブログ ままごと日記 から下記をご参照のほど。
◆対話にも色々ある
今日のブログを書くにあたってもう1つ愛についての名言を思い出しました。
フランスの劇作家アルマン・サラクルー(1899~1989)の言葉です。
人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する。
愛の始まりは確かに易しいことですが、愛し続けるには判断力に加えて忍耐力、記憶力がなければ困難なようです。
そして付言するならば、愛し合う二人の語らいと行動によって新たな何かを創発し、そのことで二人の新たな物語を作り出し、二人の記憶に留め続ける営みが必要なようです。
<種あかし>「愛することは易(やす)く、愛し続けることは難(かた)し」は、かつて判断力、忍耐力、記憶力が欠如していて、それでも、いやそれだからこそ『男と女のアドラー心理学』を書いている私が勝手に作り出した言葉です。
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