おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日の4月8日はお釈迦さまの誕生日。
お昼時間に会社から3分ほどの「矢来のお釈迦さま」で有名な 宗柏寺 を訪れました。
例年ならにぎやかなのに人気のなさにビックリしました。
昨夕、菅首相は新型コロナウイルスの感染が拡大している東京都に、緊急事態宣言に準じた対策を可能とする「まん延防止等重点措置」を適用する考えを示しました。
東京都は大阪府と比べても、過去のトレンドと比較してもPCR検査数がずっと少ないにも関わらず、555人、545人と2日連続で感染者数が500人。
5月11日まで都下の一部の地域を除いて発令されるそうです。
こんな状況下、「アホか」と言いたくなる報道を数日前にお昼のテレビで観ました。
聖火が名古屋を通過していたときです。
「名古屋城近辺に聖火ランナーを応援する群衆が集まっています。中継で現地から報道します」と言って、現地からの報道に入ったのです。
このことは、人が集まることを危険視しながら、集まることを好機として報道するいやらしいスタイルではありませんか?
私が某国のリーダーだとしたら、ワクチン接種が遅々として進まず、応援する群衆が集まるこのような国に大事なアスリートを派遣したくなくなります。
アホ関連でもう1つマスコミ報道で知った情報をお知らせします。
韓国のあるメディアが日本のワクチン接種の極端な遅さについて、日本国民全体がコロナワクチンを接種するまでの時間を計ると126年になると揶揄(やゆ)したそうです。
何だか日本の尊厳がここまで損なわれていることを知ると「煽るマスコミ、乗る国民」共にアホとしか言いようがありません。
どうも日本の全体に 学習性無力感 と呼ぶ、長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象が起きているようです。
それを克服するのは、日本人としての自尊心に基づく「勇気」と「知恵」と「行動力」です。
もう一度原点に立ち戻ってしっかりと現実に向き合うことが必要です。
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