アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月20日)は9:00~16:30に新潟県庁職員25名(5人一組×5グループ)を対象に『コミュニケーション能力向上』セミナーを開催していました。

新潟県庁の研修は2016年からお引き受けし、2020年のコロナの最盛年を除いて、2021年はオンライン開催をしながらもずっと私を講師にお迎えいただいています。

研修の柱は次の4つでした。

(1)オリエンテーションとリレーションづくり
(2)実践的なコミュニケーションスキル
(3)上司・部下との対人関係における動機づけの考え方
(4)自己や周囲のやる気を引き出すコミュニケーション(勇気づけを中心に)

ただし、事前に講師宛ての質問を9個いただいていたので、途中「質疑応答」の時間を設けて丁寧に回答しました。
「課題の分離」や「モチベーション」の質問にはスライドを事前に用意して説明。
また、ADHDの疑いのある人とのコミュニケーションについては、私自身を例にして語りました。

私の本を何冊か読んでいる方がいらっしゃったり、また後部に配置された、以前に私が贈呈した10冊以上の本を手にする方々も多く、受講生の関心の高さが窺えました。

この研修には視覚障害を持つ人も参加されました。
講師の口元を見ないとわからない、ということなので、私はマスクを外して講義をしました。
グループのメンバーも、その人に話す場合は、マスクを外して対応してくれていて、受講者の共同体感覚の高さが顕著でした。

この研修の事前のやり取りや当日のサポートなどは人事課のKさんの存在なくしては考えられません。

Kさんは私の得意な「なぜなぜ攻撃」の部下役を務めたり、時に2人一組での受講者の補助をお願いしたり、ランチの席に受講者2人ほどを招いたり、大きなご貢献をいただきました。

受講者の感想は「楽しかった」が圧倒的に多く、私も楽しく、達成感、満足感も最高級でした。

Kさんを中心とした新潟県庁の人事課の方々、25人の受講者の方々に心から感謝申し上げます。


ところで、研修中に1つだけ私の懸念材料を発見しました。

午前中に声に迫力が感じられなかったのです。

ここ2年半のオンライン慣れ、マスク越しの発声などにより臍下丹田から声を出すことを怠っていたようです。

このことは自分のYouTubeを見てもうすうす感じていたことでした。

「これはいけない」と反省し、これから少々ボイストレーニングに励みます。

<お目休めコーナー> 10月の花(19)



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