おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
この土日(ウィークエンド)は【エッセンシャル】(本質的な)をキーワードにしながら暮らしてみました。
1.一昨日(10月1日)の午前中はカウンセリング道場(ミドルコース)を行いました。
(写真提供:栗山慶美さん)
カウンセリングでクライアント体験をした二人の方の経験談がみんなの役にたちました。
【エッセンシャル】な言い方をすれば、アドラー派の立場からすれば【相互尊敬・相互信頼】が浸透しているカウンセリングならば、上質なカウンセリングだと言えましょう。
演習では、春木めぐみさんがクライアント役を務め、 小橋川牧さん →栗山慶美さん → 小橋川牧さんの順でカウンセラー役を担当しました。
情報収集の段階なので、主訴や当面の目標に目を向けて対応するのもいいのですが、ある段階から「最終目標」も意識しておく必要があることで、私が最近作成した「カウンセリングのグランドデザイン」のスライドを表示して説明しました。
2.土日の2日間で没頭したのは私の65冊目の本になる12月上旬発売の 『娘が理解できません ~ 大人になった娘のために、母親は何ができるか』(小学館発売/小学館クリエイティブ発行)の原稿のチェックでした。
編集協力者の星野友絵さん(株式会社 サイラスコンサルティング 代表取締役)と作り上げた原稿を細部にわたってチェックしました。
また、この本には【コラム】欄に登場する7人の体験談が掲載され、その方々とチェック依頼のやり取りをしました。
『娘が理解できません ~ 大人になった娘のために、母親は何ができるか』は、いわゆる【毒親】として被害者・加害者の関係を超えた画期的な本になるはずです。
【コラム】欄に登場することはなくともこのプロジェクトにご参加いただいた方々のご貢献は、この本の中で何らかのかたちで反映されています。
3.カミさんと共に中野の古本店に大量の本を持ち込みました。
ここで活かされていたのが【エッセンシャル思考】です。
3つの判断基準がありました。
(1)「この本をまだ持っていなかったら、今から買いますか?」
(2)「この先の人生で時間をかけてこの本を読む機会がありますか?」
(3)「この本をあえて読もうとすることで、もっと大事な本を読む機会を奪っていませんか?」
持ち込んだ本の2/3はゼロ円にもならない本でした。
カミさんが店主に買取の判断基準を尋ねたら、ここでは書きませんが、とても【エッセンシャル】な答えをいただきました。
【エッセンシャル】にまとめます。
【エッセンシャル思考】は日々の生活にもビジネスにも活かせます。
私たちのリソース(資源:人・カネ・モノ・時間・情報など)には限りがあります。
その限りあるリソースをどこにどう使うか、という発想法でしょうか?
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