おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
1.昨日(10月23日)は家中心の生活で、外食、買い物以外は家にいた1日でした。
外出時の空がきれいで、空と花、空と雲のコントラストの写真が撮れました。
カミさんに「受講者の方々にもこれから『しゅんけんさん』と呼ばれたい」とカミさん独占の呼称の開放の了解を求めたら、「ブログやフェイスブックを見なかったことにする」と返ってきました。
これって了解なんでしょうかね?
2.そのカミさんの構想 ーかなりの説得が伴いましたがー に基づき、彼女の多大な尽力を得て、長年の懸念だった書斎のレイアウト変更に取り組みました。
これは、コーチングでも年内の課題にしていた案件です。
左の本棚は2段重ねの3層構造だったものを1段重ねの並列配置に。
テレビ、オーディオの金属製のラックを処分対象に。
本も100冊近く処分を決断。
快適空間に生まれ変わりつつあります。
3.ところで、岸田総理の支持率低下傾向が続いています。
物価高、円安、旧統一教会問題・・・・等々。
発足時から『聞く力』をアピールしながら10カ月近く続いた支持率はこのところ低迷。
演説や答弁を聞いていても冴えが見られません。
その点のスピーチ力については、歴代首相の言葉を研究する米ユタ大教授の東照二氏(社会言語学)の「リポート・トーク (report talk)」と「ラポート・トーク(rapport talk)」分類が参考になります。
リポート・トーク・・・・情緒ではなく情報を伝える話し方
ラポート・トーク・・・・情緒を伝え、共感を高めるような話し方 聞き手が相手に共感をような話し方
東照二氏は、「リポート・トーク 」の理論、理屈、情報、内容についての伝え方ではなく、「ラポート・トーク」による伝え方で感情、情緒のふれあいによって、私たちが心の扉を開くことを教えてくれています。
「ラポート・トーク」の好例は、安倍元首相の国葬の際の菅前首相の追悼の言葉が代表例です。
銀座の焼き鳥屋で2度目の総裁選出馬を口説いた話、衆議院第一会館1212号室に残された「山県有朋」の本の話は、まさに「ラポート・トーク」の代表例で、多くの人たちに感動を与えました。
岸田総理には「ラポート・トーク」を身につけることをお勧めします。
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