おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
川原礼子さん(株式会社シーストーリーズ 代表取締役、ヒューマン・ギルド会員)からいただいた『気づかいの壁 ー 「気がつくだけの人」を「気が利く人」に変える、たった1つの考え方』(1,650円)を早速読みました。
土曜日に読み始めて、途中でやめられなくなり、その日のうちに読み終えました。
川原さんとはダイヤモンド社でこの本を編集を担当された種岡 健さんと一緒にお食事をして、出版に至る推移をお聞きしていましたが、(1)『気づかいの壁』という絶妙な内容とタイトル+(2)ベストセラーを次々と生み出している敏腕編集者の種岡 健さんのプロデュース+(3)ベストセラー作家でもある樺沢紫苑先生(精神科医)の推薦の3点セットが支えになっています。
それだけではありません。
抜群に読者を掴んで離さない構成と内容がサイコーです!
構成は、「はじめに」と「序章」に60ページを費やし、そこで川原さんの(1)カリフォルニア州バークレー・コンコードでの寿司店の女将+(2)株式会社リクルートのCS推進室でのクレーム対応を中心に、電話・メール対応、責任者対応+ヒューマン・ギルドでのアドラー心理学の学びのという3つの体験に裏付けられています。
内容は、気づかいの前に(1)「自分の心の壁」と(2)「相手の心の壁」の2つの壁を指摘し、それぞれの越え方と尊重の仕方を第1部で教えてくれています。
さらには第2部で「気づかいの『5つのコツ』」として具体的なヒントを提供してくれています。
1章 決めるハードルを下げる
―― 「限定」のコツ
2章 相手に心の準備をさせる
―― 「予告」のコツ
3章 答えではなく情報を与えるスタンス
―― 「共有」のコツ
4章 相手のスペースに踏み込まない
―― 「領土」のコツ
5章 覚えてくれている安心感
―― 「記憶」のコツ
私自身は「電話は『カメラオフ』のツールである」(P.148 ~149)、アドバイス好きな人に対して「ありがとうございます。・・・・ここから先は、私の成長のために自分で考えてみます」と返すこと(P.168~171)など、付箋紙だらけになってしまいました。
また、かわいらしいイラストが内容を的確に表現してくれて、記憶にしっかりと残ります。
ヒューマン・ギルドの関係者には、私たちの中からベストセラー作家を誕生させるために大いに応援していただきたいと呼びかけます。
それにふさわしい本です。
その具体策として2月23日(木・祝)開催のアドラー心理学ゼミナールとその後の皆さんの応援にかかっています。
何とぞよろしくお願いいたします。
タイトル:「出版記念セミナー:アドラー心理学を学ぶ私が人との関わりに悩む若手へのメッセージを本にするまで」
日時:2月23日(木・祝)11:00~13:00
書籍名『気づかいの壁 ー 「気がつくだけの人」を「気が利く人」に変える、たった1つの考え方』(ダイヤモンド社、1,650円、初版7,000部)
講師:川原礼子さん(株式会社シーストーリーズ 代表取締役)
オンライン参加申し込み https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1027
会場リアル参加申し込み https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1028
レコーディングがうまくいけばアーカイブ録画販売もいたします。
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