アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
今日はヒューマン・ギルドでの最後の仕事です。
掃除ーとても大掃除といえるほどどはありませんー をして、午前中で仕事納めです。
このところ出勤するのは、週平均で2ー3日になっています。
私の代わり社員がよく働いてくれています。
今日は2つのことをお伝えします。
1.サングラハ応援プロジェクトのご報告
2.【慈悲】と【喜捨】のこころ
1.サングラハ応援プロジェクトのご報告
《サングラハ教育・心理研究所主幹の岡野守也先生が、パーキンソン症候群の『進行性核上性麻痺』という治療法が確立されていない難病に侵され、余命4-6年の見通しだそうで、大変つらい日々を送られております。現在、サングラハ教育・心理研究所は、主幹の病気、会員数の減少などの危機を救うため》
のの趣旨で展開しているサングラハ教育・心理研究所応援プロジェクトの昨日現在の状況は、次のとおりです。
応募者数:78名
募金(喜捨)額:453,000円
募金(喜捨)額は、あと47,000円で目標の500,000円に到達します。
@3,000円の募金額だけだと18人、10,000円の募金額では5人。
組み合わせると、@3,000円で6人、@10,000円で3人の組み合わせで到達します。
何とぞご支援のほどよろしくお願いします。
■サングラハ教育・心理研究所応援プロジェクトの確認と申し込みは、下記から。
◆3,000円 アーカイブ動画申し込み
https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1231
◆10,000円 アーカイブ動画申し込み+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈
https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1233
2.【慈悲】と【喜捨】のこころ
ところで私が【喜捨】の言葉を使っているかご存じですか?
実は仏教用語の【四無量心】(しむりょうしん)によります。
AIによれば、【四無量心】とは仏教用語で、「仏や菩薩が衆生に対して持つ無限で平等な4つの哀れみの心」を指します。
【喜捨】は【慈悲】とセットで語られるもので、ここでまずは『精選版 日本国語大辞典』のそれぞれの定義を借りておきます。
【慈悲】・・・「仏・菩薩が人々をあわれみ、楽しみを与え、苦しみを取り除くこと」「いつくしみ、あわれむこと。なさけ」
【喜捨】・・・「喜んで寺社や貧しい人に寄付すること」
またAIにに戻ると、「四無量心は、慈無量心、悲無量心、喜無量心、捨無量心の4つに分けられます」とあり、こんなことが書かれています。
慈無量心・・・人に幸せを与えようとする心
悲無量心・・・人の悲しみを取り除こうとする心
喜無量心・・・人の幸せを共に喜ぶ心
捨無量心・・・偏りの心をなくし、人を平等にみる心
ここで、私の結論です。
「悲しみを取り除き、幸せを与えようとする」【慈悲】のこころの発揮としての【喜捨】が、「偏りの心をなくし、人を平等にみて共に喜ぶ心」につながるのです。
年末のこの時期、【共同体感覚】に満ちた、志のある方の【慈悲】と【喜捨】に期待しています。
あなたのほんのわずかな一灯が万灯へと広がっていき、世の中を変えるのです。
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>12月の花(26)