アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

次の質問に対してあなたはどう答えますか?

近年、授業に集中できない等、我慢することが苦手な子供が増えてきている、との声を学校の先生からよく聞きます。そういった子供たちには、教師として、まずどのように取り組んでいくことが望ましいのでしょうか?

この質問は、講演依頼.com」内の教育ページにおけるQ&A子育て・教育相談室コーナーでの講師に対する質問です。

この質問に対しては、私を含む9人の講師(教育評論家、親業インストラクター、学園理事長など)が回答を寄せています。

http://www.kouenirai.com/toku/kyouiku/qanda/kyouiku2.htm

同じ質問に対してそれぞれ考え方が違うのがよく分かって楽しみです。覗いてみてください。


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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

CDでモーツァルトの歌劇「魔笛」を聴きながら日記を書いています。

昨晩は、オペラサロン トナカイという店でオペラを観賞しながらお食事をしてきました。
大切な方2人をお招きしてお食事をしたのです。とてもご満足いただきました。

この店は、ワインを飲み、食事を味わいながらオペラを楽しめるレストランで、劇場形式のステージがついていて、客席は全127席。昨晩は、お客様の数が少ないのが寂しい感じがしました。

オペラだけでなく、食事にも大感激。
ピアノ伴奏にソプラノ、カウンターテナー、バスの3人が揃い、本格的なオペラを聴かせてくれたのです。中でもカウンターテナーの菊池大翼(だいすけ)さんは、27歳の、かわいい感じの歌い手、お連れした女性2人共々ファンになってしまいました。きっとこの人は、大ブレークする、と確信しました。カウンターテナーだけでなく、バリトンでも歌える歌手。なんだかおっかけになってしまいそうな私。

オペラサロン トナカイの情報:

東京都千代田区岩本町2-12-5 早川トナカイビル1階
電話 03-3851-0810 E-mail operasalon@opera.co.jp
URL http://www.opera.co.jp
ミュージックチャージ 2,500円+お食事代
1ステージ 40分(3ステージ上演)、入れ替えなし、営業時間 18:00―22:00

菊池大翼さんの情報:

2006年武蔵野音楽大学大学院音楽学学科修了
連絡先 渡辺音楽事務所 電話&ファックス 0424-63-9109 
E-mail QWP07720@nifty.ne.jp
次回のオペラサロン トナカイへの出演は、3月18日(火)


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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

左肩に五十肩の症状が出て、ここ4カ月ほど東中野にある整形外科に通っています。

初診の時、そこのドクターは、「五十肩です。今までの手入れが悪かったとしか言いようがないですね」と、突き放すような言い方をしました。
私は「なんというものの言い方」と、少しムッとしました。

2回目にそのクリニックに行ったとき、私は、受付の人に「○○先生の他にドクターはいませんか?」と尋ねました。
「うちのドクターは○○先生だけです」
返ってきた答えに私はガッカリしました。

このクリニックの特徴は、ドクター以外に看護師、理学療法士や柔道整復士、マッサージ師など20名を超えるスタッフがいて、リハビリなどを完璧にこなせることで、ドクター以外には、好印象を持て、この点が救いでした。

人間の心理は面白いものです。このクリニックに何回も通ううちに、だんだんドクターに対する印象が変わってきました。とにかく熱心。「口が悪いのは、歯に衣着せぬ彼なりの表現法なのだ」と思われ、「これだけスタッフを抱える整形外科医はいませんよ。なかなか大変なのです」と、彼が語るのを聞くと、零細企業の経営者でもある私は、思わず同調してしまうのでした。

そして数日前の前回。ドクターは、私の肩付近に触れながら「筋肉ないですね」と言いました。それだけでなく、「ちょっと私の胸に触ってみてください」と胸の筋肉に触れさせたのです。
「へー、しっかりありますね。先生は、どんなスポーツをなさっていたのですか?」
私の質問に対して彼は、すらすら答えました。
「サッカー、陸上競技、乗馬、ゴルフ。スポーツドクターになるためには、学生時代から2つ以上の種目をやっていなければならないんですよ」
「陸上競技もですか!種目は?」
「短距離。100メートルは11秒台後半で走りました」
「速いですね。私は11秒8でした」
ドクターは、親近感を感じたのか、意外な思いがしたのか、ニヤリとして言いました。
「なかなか12秒を切るのは大変ですよね」
「先生、おいくつですか?」
「昭和30年生まれ」

こんなふうに、短時間であってもポンポン会話ができたのは、楽しい時間でした。私の第一印象が大きく変わりました。
口が悪くて、「イヤな奴」と思っていたドクターでも、ちょっとした会話を通じて親近感が持てる、というお話でした。


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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

100万部を超えるベストセラー『鏡の法則』の著者、野口嘉則氏が山口哲史氏との対談(『先見経済』2月1日号)で次のように語っていました。

「目標を達成することが、その人の幸せになるとは限らない」
「目標の達成を目指す過程で、家庭や人間関係などいろんなところで歪みが出ていたり、自我が肥大して謙虚さを失ったりする人もいる」

この文章を読んで、この人は本質をしっかり弁えている人だな、と思いました。
私は、拙著『こころの壁を乗り越える生き方の知恵』(ビジネス社)で「ユートピア・シンドローム」として目標の達成を目指しながらエゴイスティックになったり、不適応を起こしたりしている種族を指摘しました。

それは、成功哲学やコーチングを誤用して、かりそめの成功をもたらしながら、自我肥大を起こし、自分の願いは実現しても、より広い共同体(もしかしたら宇宙、あるいは神仏と言っていいかもしれない)の願いと離反し、その反動で周囲の人たちの反目を買うことになったり、健康を損なったりした例を数限りなく見ているからです。

実は、宇宙、あるいは神仏は、関係する人たち、健康問題などを通じて小さなサインを送っているのですが、自我肥大した人たちは、そのことが見えず、小さな願いと大きな願いとの間の解離を来たし、結局のところ破綻するのです。

では、どう予防したらいいのか? それは、小さなサインを謙虚に受け止めること、関係者のフィードバックを真摯に聴き取ることで対処することだと思います。それより何より分不相応の高望み、背伸びをしないことです。
土台のしっかりしない構築物は、大きく崩壊します。
用心、用心。


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<前日から続く>

おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

父親はおそらく、今まで出会ったことのないような人物に大いに困惑したようでした。即答はかなわず、「しばらく相談させてください」と言って、私を置いて2階の部屋に家族4人で集まり、会議を始めました。

かなり待ちました。私は、人生ここ一番の時に賭けて、ひたすら不動明王の真言を唱えました。

ノウマクサンマンダバーザラダ センダマカロシャダ ソワタヤウンタラタカンマン
ノウマクサンマンダバーザラダ センダマカロシャダ ソワタヤウンタラタカンマン

3人が2階から降りてきました。そして、「娘の意思が強いので、この結婚を認めます」と言ってくれました。
私は、「ありがとうございました」と深々と頭を下げお礼を述べたのに続き、「実は」と付け加えました。

「○○子さんのお腹には、赤ちゃんがいるのです」

これには、父親だけでなく母親も大仰天!
結婚を認めないかと思いきや、入院の手配やら結婚式の日取りやら、話がとんとん拍子で進みました。

かくして私たちは、結婚することになったのです。

後日談です。
父親は、もし私が「○○子さんを妊娠させたから結婚させてくれ」と言っていたら、「殴り飛ばし、結婚も認めなかった」と語っていました。

『平成17年(2005年)版国民生活白書』によれば、できちゃった婚で生まれた子どもが摘出第1子に占める割合は、1980年に約8組に1組の12.6%であったものが2000年には約4組に1組の26.3%と、2倍以上になっているようです。

こうしてみると、私は、できちゃった婚の先端を行く人間だったようです。
はるか19年前の1989年のお話でした。


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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

2回にわたって義母のことを書いたので、一度は義父のことも書いておかないと、天国にいる義父から苦情が来そうなので、書きます。

義父との最初の出会いは、偶然(実は必然)の出来事からやって来ました。

平成元年のある朝、当時交際していた女性から家に電話がかかって来ました。内容に仰天!
切迫流産の恐れがあるので、入院しなければならない、とのこと。私は、その晩、彼女と会うことを約し、神棚に向かって手を合わせました。「どうしましょうか?」と問いかける間もなく、神様から「行け、行け」とサインが出てきました。

その晩、彼女との話をそこそこに彼女の実家に行きました。2人の結婚の承諾を得るためです。母親は、私たちを見通したように出迎え、近くの家を訪問していた父親は後ほどやって来ました。

型どおりの挨拶をした後、「お嬢さんを嫁にください」みたいなことを言うと、父親は3つの条件を出してきました。
(1)酒で失敗しないこと
(2)賭け事をしないこと
(3)女にだらしなくないこと

私は、3番目から答えました。
「女、いました。子どもまで生ませました。ただ、6年前に離婚しました。2人の子どもには今でも養育費を支払っています。私は離婚経験者ですが、やるべきことはやっています。ここに戸籍謄本があります。ご覧ください」

父親は、完全に意表をつかれたようでした。絶句しながら戸籍謄本に目をやっておりました。

私は、2つ目の条件に入りました。
「ギャンブル、やります。ただ、パチンコ、マージャンの類ではありません。そんなくだらない賭け事はしません。私は、人生そのものをギャンブルとみなしています」

少し冗談を交えたつもりでしたが、父親は、あまりピンとこなかったようです。

3番目の酒。
「私は酒が大好きです。ただ、酒が原因で仕事に支障を来たしたことがありません。ヘドを吐きながらでもしっかり仕事はこなします」

父親は、突然の、予想を大きく外れた闖入者に呆然としたようです。

<続く。次回のお楽しみに>


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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
1回目の義母の物語(2月1日)から少し間が空いてしまいましたが、再び義母のことを書きます。

義母は、夫を亡くしてから俳句に邁進しました。これがなかなかのセンスなのです。「新たな才能の目覚め」と言っていいほど急激に俳句の能力を高めたのです。
「炎環」といいう句会で一昨年と今年入選を果たしております。 

一昨年の入選句      産室や ガラスの向かうに 雪の声
今年の入選句        蔦紅葉 をんな一人に 椅子二つ

前者は、私の息子(義母の初孫)が生まれた当時(1月15日生まれ)を思い出して詠んだ句です。
後者は、一人身の義母ですが、蔦紅葉を観賞するにも亡夫を偲ぶ思いが込められています。共に叙情豊かな句だと思われませんか?

インターネットで検索すると、配偶者に先立たれた老人の平均余命は2年、と報じられています。しかし、これは、妻に先立たれた夫のことで、夫に死に別れた妻は、平均寿命以上生きられることも生命保険会社の調査で明らかです。

長寿社会の現代、老後も女性がますます元気です。配偶者に先立たれても心が健康なモデルを義母に見るのです。

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

ヒューマン・ギルド会員で、マイミクでもある摩周湖さん(米山秀樹さん、ブログ: http://plaza.rakuten.co.jp/komekome3/)がアドラー心理学ゼミナールでパワーポイントを駆使して下記のとおり魅力的なご提案をくださいます。

日時:2月11日(月、祝)11:00-13:00
場所:ヒューマン・ギルド研修室
料金:2,100円

米山さんは、大の勉強家で、産業カウンセラー、中小企業診断士などの資格をお持ちです。
その米山さんが、たった30分の時間で勇気づけの勉強会の講師ができるようになる講座開発の提案をされます。

米山さんからは一度、この件でミニ・プレゼンを受けていますが、企画だけでなく提案内容に魅了されました。

強くお勧めの講座です。

お申し込みは、ヒューマン・ギルド(URL:http://www.hgld.co.jp/)に電話(03-3235-6741)かメール(info@hgld.co.jp)で。


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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

私が研修の場でジャンケンを活用することに関しては、昨日の日記に記載しました。
本日は、その効用と運用上の注意点に関して記します。

ジャンケンの効用は、ズバリ活力が出ることです。
例えば、休憩時間の後に、左手を握手しながら右手でジャンケンをし、相手の手のひらをしっぺするようなゲーム(ジャンケン手叩き)をすると、かなり盛り上がります。
私たちは、子どもの頃からジャンケンをすることで、相手に勝利することが条件づけられていて、勝とうとすることで活力が出るのかもしれません。

ただ、ジャンケンをする際、運用上の注意が必要です。
ほとんどの場面でジャンケンで負けた側にある種の役割を担ってもらうことが多いのですが、私はこの考え方に反対です。なぜならば、「ペナルティー」になるからです。
私はむしろ、勝った側にある役割を演じてもらいます。勝つことによってグループのために積極的に貢献する構造にしたいからです。これは、やってみるとわかります。

たかがジャンケンかもしれませんが、こんなことにも配慮が必要なのです。



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日は、都内で某外資系企業のセールス・マネジャーを対象とする研修を行ってきました。
参加者数は16人。若くてとても活力のある人たちでした。

私は冒頭、場を和ませるためよくジャンケン・ゲームをします。
最初は全員にパーを出してもらい、私もパーを出し、それから私の出すものと揃えて貰います。ここで、「皆さんボケていませんね」と言うと、笑いが出ます。
次に、「私に勝ちを譲るもの(私に負けるもの)を出してください」と言って、受講者はパー、私はチョキを出します。次々を私が変えていくと、これがなかなか大変。負けるのは難しいようです。
最後に、「私の勝つものを出してください」と言って、みんなにパーを出してもらい、私がグーから始まり、次々に変えていくと、本来はなかなか勝てないものなのに、この会社では、勝つほうが楽、という人たちが8割を占めていました。私としては、こんなに勝ちを目指す集団を相手にするのは初体験でした。

私の経験知では、揃えるのが一番楽で、全体の90-95%がそのように答えます。
ただし、男性の営業系や管理職の集団を対象にこのジャンケン・ゲームをやると、20%ほどが勝ちに走る集団になります。

それにしても勝つほうが楽、という人たちが8割を占めていたこの会社、部下たちは大変だろうな、と思いました。そこで、その後は部下にストレスを与えないコミュニケーション技法、勇気づけのリーダーシップをしっかり伝えました。

質問も活発で講師も楽しめた研修になりました。



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

青森での1日ワークショップを終えて、青森空港に到着したのが5時半。飛行機の出発時間は、最終便の7時45分。「それまでどう過ごそうかな」と考えながら自動チェックインしようとしたら、機械からの反応は「欠航」。な、なんと!?

「青森空港ではこれで3度目じゃないか! また夜行列車か夜行バスで帰ることになるのかイヤだな」と落胆していると、17:05発の飛行機に振り替えることができました。
東京が雪で、ダイヤが乱れに乱れ、5:05発が6:15に遅延することになり、それで帰れることに。よかった!!!

実際の出発は6時半。飛行機内はガラ空き。客室乗務員によれば、クラスJの乗客は、30シートに対してたった6人、一般席でも12人とのこと。どうやら多くの乗客は便を早めて帰ってしまったらしい。

客室乗務員も暇なのか、やたらと親切。毛布がどうの、新聞のご希望は、飲み物のお替りは、とやたらと世話を焼くのでした。お陰で熟睡計画が貫徹できず。

羽田空港到着すると、ちょうどいい中野行きのリムジンバスに乗れ、しかもたった30分で中野に到着。またそこには家の近くを通るバスが出発寸前。待っていたかのように何事もスムーズ。
本来ならば、11時半帰宅の予定が9時には帰宅。お陰で2時間半で青森空港から東京は中野区の家に帰れたのでした。

雪に感謝の旅行物語でした。



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
昨日は、青森県三沢市家庭教育推進協議会主催の「勇気づけの子育て・自分育て」の講演会の講師を務めてきました。

2時からの開演10分前、参加者は10人にも満たない数でした。主催者の三沢市家庭教育推進協議会の会長が申し訳なさそうに「実はこの企画、昨年も一昨年も参加者は12名だったのです」と言いました。私は、とっさに講演形式はやめよう、と決心しました。

ふたを開けてみると、遅刻してきた人を含めて参加者数は、32名。小さな会場が一杯になりました。

私は、研修でも講演でも、受講者を眠らせないことを心がけています。講演でも一方的に話すことをしません。

今からこの日の例をもとにそのノウハウをお伝えします。

まず、リレーションづくりをしました。「今日の研修のテーマは『勇気』です。ほんの小さな勇気を発揮して、今座っている椅子を離れて、普段話をしたことがない人とペアを組みましょう」などと言ってペアを作り、お互いの自己紹介(インタビュー方式で)をしてもらったのです。


第2のポイントは、パワーポイントを使い講演しました。
準備は大変そうですが、私は、数千のスライドをすでに作っています。あちこちから引っ張り出せば、あっという間に講演にふさわしいネタができます。ニーズに応じてただ組み合わせればいいだけなのです。
パワーポイントは訴求力があります。視覚に訴えるからです。人間が情報収集するのは、低く見積もっても60数%、高く言う人は80数%視覚に頼っていますから、視覚に訴えるとそれだけ記憶に残るわけです。

第3に、時々質問し、挙手してもらったり、ペアで話し合ってもらったりしました。一方通行でなくするのです。

第4に、勇気くじき場面と勇気づけ場面のケース・スタディを用意し、ペアで話し合ってもらいました。3つだけのケースでしたが、これが盛り上がりました。日頃いかに勇気くじきをしているかに気づく人が多いのです。

最後は、ペアの相互勇気づけです。1時間半近く隣り合わせ、一緒に話し合っていたパートナーの魅力、相手に感謝したいこと、その人から学んだことなどを30秒ずつ伝え合ってもらったのです。最後には、握手している人たちもいました。 講座は盛り上がり、資料・書籍コーナーに殺到する人たちに溢れ、おそらく私の著書が20数冊は売れたのではないかと推測しています。3冊いっぺんに買った人もいました。サインをするのが大変でした。

こんな様子で受講者を眠らせない秘訣の一端を、講演例をもとにお伝えしました。 最後に宣伝です。この分野にご関心をお持ちの方は、拙著『子ども・生徒・学生をうま~く動かす心理学』(学事出版、1,700+税)をお読みください。ヒューマン・ギルド(電話 03-3235-6741、URL:http://www.hgld.co.jp/)にのみ在庫がございます。



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こんにちは。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

羽田発7時55分発の飛行機に乗ってやって来ました、青森県三沢市へ。
本来の目的は、この地の教育委員会から招かれて「家庭教育学級」での「勇気づけの自分育て、子育て」というタイトルの講演会なのですが、早く来たのには理由あり。当地の古牧温泉につかるためでした。

2度目です。狙い通りのねっとり感いっぱいの温泉でした。

講演の始まる前の時間を使って日記を書きました。

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。2月になりましたね。

私の義母(妻の母)のことを書きます。
私の妻の父が3年前の4月に81歳で間質性肺炎のためこの世を去ったとき、義母は72歳でした。2人の娘は、とっくに結婚していて年寄り2人の生活だったため、義母は、1人だけ取り残されたかたちになりました。
義母は、半年ほどは打ちひしがれていましたが、だんだん元気になって、その後、制約無くいろいろなことを楽しめるようになりました。

昨年の大晦日から元旦にかけて、義母が1人で過ごすのは寂しかろうと、我が家に招きました。
私は、義母と一緒に紅白歌合戦を全部観ることになりました。こんなことは初めてのことでした。
秋川雅史が「千の風になって」を歌い始めると、義母は、周囲をはばからず大きな声で歌いました。

まるで歌詞を自分に言い聞かせているような義母でした。


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