アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月15日)の午後は、ヒューマン・ギルドでアドラー心理学ベーシック・コースの初日を迎えました。

参加者は、久しぶりに20名に達するかと思っていたのですが、4人のキャンセルが出て17名。ただ、3人ほど部分参加の人を入れると20人になります。

今回は、著名な研修講師が3人ほど参加されたことが大きな特徴でしょうか。
全体的に受講者のレベルがかなり高いです。

『アドラー心理学教科書』などの本が売れています。


さて、このように研修講師をしていて思うのですが、私はいったい「何屋」なのでしょうか?

売り上げの順で行くと、(1)研修講師、(2)カウンセラー、(3)本のライター(印税収入がある)、(4)経営コンサルタント(研修とは別に中小企業診断士の資格でコンサルティングをしたこともある)。

ただ、自分の充実度で行くと、私のアイデンティティは圧倒的に「カウンセラー」です。
カウンセリングが終わるたびに、しみじみと充実感を味わいます。

カウンセリングは、研修と違って、まさに筋書きのないドラマです。クライエントとのやり取りでどう展開するかわかりません。

カウンセリングが終わって、「ここのところをもっと勉強しなければならない」と、自分の刺激になることもあります。

さらに、クライエントの変化を目の当たりにすることができます。

もっとカウンセリングに力を入れ、時間も割かなければならない、と思うこの頃です。

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月14日)は、何と朝の7:30~8:10まで東京都の職員を対象に「朝活」速読講座を行いました。

場所は東京都庁の32階の食堂を使って、抽選を通って応募した約50名(他に10名ほどオブザーバーが存在)を対象に研修を行いました。


(都庁の32階から。下は新宿西口公園)

私はかつて、伊勢丹やキッコーマンなどの社員に速読研修を1日で行ったことがありますが、40分というのは、まったく初めての試みでした。

それでも、メトロノームを使って音読の習慣を脱却し、視覚情報として活字を見ること、さらに今後1カ月の自己訓練を経れば、「速読ですらこんなに簡単にできるのだから、他のことはもっと簡単」というスタンスに終始しました。

40分でも「訓練を続ければ早く読めそうな予感がする」という方々が圧倒的多数を占めました。

研修を終えて、会社に到着したのがちょうど9時。

会社では、来週のダイエーの2日間研修、大阪・札幌での研修の準備などハードな1日を過ごしました。

夜は7時から盛鶴延先生をヒューマン・ギルドに迎えて9時まで気功教室。

何だかなが~い、長い1日でした。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

この頃各方面で先輩・後輩の関係が希薄になった、という話を聞きます。

一昨日の教育関係出版社の経営者との懇談でも、教育現場で10年以上前ならば、先輩教師が後輩教師の相談に乗ったり、授業の仕方のアドバイスをしたりしていましたが、最近ではあまり見られなくなった、との話が出ていました。

この要因としては、経済的にゆとりがなくなってお互いにお酒を飲まなくなったこと、学生時代に先輩・後輩のタテ関係を学んできていないこと、仕事で忙しくなっていることなどが指摘できるかもしれません。


私が新入社員から一本立ちするまでは、公式的には上司が存在しましたが、「陰の上司」のような先輩がいて、いいことも悪いことも教えてもらっていたものです。

たとえば、同じ部内で私が後輩に難しいことを教えていると、ある先輩は「岩井君、飲みに行くか」と誘ってくれて、「あの教え方はまずいぞ。もっとわかりやすくしなければ」と、フィードバックしてくれたことがありました。

そんなこともあれば、勤務時間が終わると、そそくさと新橋のお店に行き、馬鹿なこともしたものです。

「新橋のお店」とは、今はあまり存在しないキャバレーでした。
お店に入るのが早ければ早いほど料金が安く、ビールを早く多めに注文(これも早目ほど安い)し、できるだけ安く上げる方法を教えてもらいました。

その先輩は、私が宝石卸店に勤める友人経由でネックレスを安く買えることを伝えると、その友人経由でネックレスを購入し、好きな人にプレゼントしようとしたのですが、見事振られて、数人で慰めたこともありました。

先輩は、空けずに終わったネックレスをやがて別の女性にプレゼントしていました。


私は、先輩・後輩を仕事上のタテ関係とは見ません。もしろ、友人関係の一種だと思っています。

さまざまなかたちの友人関係を築くためにも、先輩・後輩の関係を大事にしたいと思っています。

<お目休めコーナー> 秋の花

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月12日)は、午前中在宅勤務をしながら今年12月の出版予定の原稿を仕上げました。

まだまだやらなければならないことが残っていますが、重荷感はなくなりました。

一時はこの件でコーチングやカウンセリングを受けました。
この件で何人もの方に感謝申し上げます。


さて、18:30からはカラオケ竹ちゃんで教育系出版社経営者との懇親を図りました。

私と永藤かおるさんがコーディネーター役を務め、次の3人が参加されました。

株式会社 図書文化社 村主典英社長

学事出版株式会社 花岡萬之副社長

株式会社 金子書房 小林進専務


(右が村主社長。ウーロン杯をかなりお召し上がりでした)


(左から花岡副社長、永藤さん、小林専務)

私は、各社と出版・その他でお世話になっています。

勇気づけの心理学 増補・改訂版
岩井 俊憲
金子書房
勇気づけのリーダーシップ心理学
岩井 俊憲
学事出版

図書文化社(日本図書文化協会)からは、『指導と評価』の「だんわしつ」の原稿依頼を受けています。

話題は、出版社としての被災地支援、お互いの協力関係など多岐に渡りました。

私には、教育界の過去・現在に関してもかなり勉強になりました。

ところでカラオケ。

話に熱中して22:00近くまで会話で盛り上がり、誰も歌うことなく解散しました。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

久しぶりに書棚から「日本文学全集」(新潮社)の「芥川龍之介集」を取り出し、『手巾(ハンケチ)』を読みました。

この短編の主人公は、東京法科大学教授、長谷川謹造先生。「武士道」で有名な新渡戸稲造がモデルだと言われています。

細かい点をカットしてあらすじを書きます。

アメリカ人の妻を持つ長谷川先生は、ベランダで読書をしているときに、あるご婦人が家にやって来ます。

先生のお世話になった「西山憲一郎の母」と名乗るそのご婦人は、息子が腹膜炎のために亡くなったことを報告します。先生は、涙もためずに声も平生どおり、口角に微笑さえ浮かべているご婦人のことを不思議に思います。

ところが、先生が団扇(うちわ)をテーブルの下に落として拾おうとするときに、偶然婦人の膝を見ます。すると、婦人の手が激しく震えているのに気づきます。膝の上の手巾(ハンケチ)を両手で引き裂かんばかりに握っていたのです。婦人は、顔でこそ笑っていたが、実はさっきから全身で泣いていたのです。

以下は芥川が新渡戸稲造をモデルにした、自ら東西両洋の間に横たわる橋梁になろうと思いながら暮らしている長谷川謹造先生に託したメッセージでもあります。

「最近50年間に、物質的方面では、かなり顕著な進歩を示しているが、精神的には、ほとんど、これと言うほどの進歩を認めることができない。否、むしろ、ある意味では堕落している」

そして、続きます。

「武士道なるものは、決して偏狭なる島国民の道徳をもって目せられるべきものではない。かえってその中には、欧米各国のキリスト教的精神と一致すべきものさえある。この武士道によって、現代日本の思潮に帰趣(きしゅ)を知らしめることができるならば、それはひとり日本の精神的文明に貢献する所があるばかりではない。ひいては、欧米各国と日本国民との相互の理解を容易にするという利益がある。あるいは国際間の平和も、これから促進されるということがあるであろう」

『手巾(ハンケチ)』をどう読むかは、読者の自由です。

(1)感情を隠す日本人、と読んでもいいし、(2)この小説が書かれた大正5年前後と今の日本が変わらない、とも、(3)武士道のような日本独特の精神的な基盤を持とう、とも読めるのがこの短編の味わいでした。

40数年ぶりに読んだ『手巾(ハンケチ)』ですが、年齢によって読み方が変わることが発見できたのは収穫でした。


<お目休めコーナー> 椿山荘にて(5)

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月10日)の「アドラー心理学ゼミナール」は、長野県飯田市からわざわざ4時間かけて高速バスでお越しの森本ひとみさん(税理士、会員)のご担当で

出逢い ― ターニング・ポイントで出逢った方々


(講演前の森本さん)

森本さんは、大学2年生のころから税理士の資格を目指し、ダブル・スクール(大学と経理専門学校)に通い、1998年には税理士資格を取得、100人もの大規模の税理士事務所で働き、アメリカのシアトルの大学でも学び、その後、外資系の監査法人でもバリバリ働き、それこそ「夢が叶った」生活をしていました。

ところが、2010年3月から体調が悪化、5月15日の医師の受診を契機に、5月17日には監査法人を退職、「人生の全てを否定された思い」で入院生活を送ります。

その後、社会貢献に目覚め、出逢ったのが私の本『心の雨の日の過ごし方』(PHP研究所)。

心の雨の日の過ごし方
岩井 俊憲
PHP研究所

同年10月にアドラー心理学ベーシック・コースを受講、SMILEも学び、2011年2月から3月にかけてアドラー・カウンセラー養成講座でカウンセリングの勉強をしました。

2011年5月には、ヒューマン・ギルドで「人おこし」を受けて、飯田市を中心にELM(勇気づけ勉強会)のトレーナーと税理士の資格を生かして活躍しています。

8月6日にチャリティー・セラピーを成功させた森本さんの夢は広がり、夢は「心と体を癒すサロン」のフリースペースを立ち上げ、ELMやヨガをもっともっと展開することだそうです。


(講演中の森本さん)

ターニング・ポイントを乗り切った森本さんの講演から、私は次の3つの言葉を噛み締めています。

1.「何かをやりたいと思っていると、顔を知らなくとも誰かが助けてくれる」

2.「諦めても違う方法を考える」

3.「出逢いには意味がある」


1時間半後の講演の後、内容に感動した13人の参加者はみんな、1人ひとり感想を述べられました。

私は、「森本さんから勇気と知恵を行動力を学びました」と、ペルグリーノ博士がカウンセリング後によく言われていた表現で締めくくりました。

森本さん、ありがとうございました。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月9日)は、久しぶりのお休み。

朝もゆっくり起きて、お昼に家族3人で出かけました。

行き先は、中央区勝どきに住む社会人の息子のマンション。

ダイビングを趣味とするこの息子は、ジンベエザメの写真を撮って、新聞に載ったこともあります。

どこで覚えたのか手料理が次々。

ワインも飲んでご満悦な日となりました。


(35歳と21歳の息子に挟まれて)


(真ん中がカミさんです。後姿で失礼)

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月8日)は、10:00-16:00に宇都宮でNPO法人セニア・サービスセンター主催の「ピア・カウンセラー養成講座」に招かれ、

アドラー心理学による勇気づけ

の講座を担当してきました。

41人(午前・午後だけの参加者を含む)を7グループに分け、討議・演習を加えながら展開しました(写真は、山本和彦さん撮影)。

自己紹介ついでに「8掛け人生の勧め」の話をすると、皆様かなり乗ってくれました。

栃木県は、私の出身地(宇都宮のお隣の鹿沼市出身)。ついパーフォーマンスもオーバー気味。

質問や意見もかなり出ました。

 

途中からブレザーを脱いでしまいました。

お昼には、問題を抱えている青年も質問に来てくれ、「今日から変わります」と宣言し、午後には体験発表をしてくれました。

午前がアドラー心理学の概要、午後に勇気づけの2部構成で進めました。

持参した『勇気づけの心理学 増補・改訂版』(金子書房)、『勇気づけのリーダーシップ心理学』(学事出版)、『心の雨の日の過ごし方』(PHP研究所)など5点で30冊の本は、早い時期に売れきれ。

勇気づけの心理学 増補・改訂版
岩井 俊憲
金子書房
勇気づけのリーダーシップ心理学
岩井 俊憲
学事出版
心の雨の日の過ごし方
岩井 俊憲
PHP研究所

私は、本をお買い求めいただいた1人ひとりにその人に合った言葉を添えてサインしました。

中には、早くも『勇気づけの心理学 増補・改訂版』を読む人も。

16:00には山本さんに宇都宮駅に送っていただき、16:31分発の新幹線で東京に戻り、ヒューマン・ギルドで行われているELM勇気づけトレーナー養成講座(第14期、11名参加)に顔を出し、懇親会に行きました。

昨日もとても充実した1日でした。


<お目休めコーナー> 宇都宮文化センターの庭で

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月7日)は、山梨県立山梨高等学校の1年生190人を対象に14:00-15:30に
 
傷つけない伝え方・断り方

の講演をしてきました。

この講演で学ぶことを次の3つにして、頼み方・断り方のロールプレイを交えながらの1時間半でした。

1.人間関係についての大切なこと
2.権利と責任について
3.相手を傷つけない伝え方・断り方


冒頭「言われて傷つく言葉」を話し合ってもらうと、「うざい」「きもい」「くさい」「死ね」などたくさん出てきました。

主張性に関する演習(10問)をやってもらうと、主張性が高い生徒がかなりいたことで安心しました。


最後には、3つの柱だけでなく、次の2つの話(一部演習)をサービスでやってきました。

大学合格必勝法

「ダイジョウ・ブ」メソッド

なお、「ダイジョウ・ブ」メソッドに関しては、次のブログをご参照ください。
かなり役立ちますよ。

2010年2月13日付けブログ 「大丈夫!」

◎今日は、宇都宮で「アドラー心理学の勇気づけ」の1日研修(10:00-16:00)をしてきて、夜はオフィスに戻って、ELM勇気づけトレーナー養成講座の受講生、講師(鈴木三穂子さんと米山秀樹さん)と懇親会を楽しんできます。

<お目休めコーナー> 椿山荘にて(4)

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月6日)は、10:00-16:00に 財団法人 朝日中小企業経営情報センター 主催の

中堅社員特訓講座
「自分と組織のモチベーション・アップ法」

の公開講座を行ってきました。

参加者は34人。1社で11人も派遣してくれた会社もありました。

まず最初に、いつものようにパーでそろえるジャンケン、負けるジャンケン、勝つジャンケンを行いました。

勝つのが得意な人たちが3割もいたのにはビックリしました。

34人を6つのグループに分けて、討議をタップリ入れながら進めました。

研修の主な内容は、次のとおりでした。

1.モチベーション(やる気)について考える

2.「自己変革なくして組織変革なし」

3.自己を勇気づける法(セルフモチベーション)

4.他者を勇気づける法(周囲の人達のモチベーション)


「自己を勇気づける法(セルフモチベーション)」では、今やさまざまな人が行い、講演・研修でも人気を博している「セルフ・トーク ―悪魔のささやき VS.天使のささやき」。 

「悪魔のささやき」と「天使のささやき」とでは、明らかに言われた人の反応が違います。

ところで、今回の研修、うちのカミさんが初めて書籍販売担当として同行し、一番後ろの席で私を観察。

自宅近くの落合駅近くの「日本海庄屋」で食事をしながらカミさんのフィードバックを謙虚に受けました。

・時々、早口になることがある。

・体のある部位を掻く癖がある。

・マイクを離して話すと、聴きにくかった。



(波々注がれた純米大吟醸「獺祭」(だっさい)」)

ありがたや、カミさんのフィードバック。



それはそれとして、「獺祭」は、私の好きな日本酒のうち3本指に入ります。

月に1回くらいは、なんかの口実を設けて「日本海庄屋」で「獺祭」を呑みたい私です。


◎今日(10月7日)は、山梨市に出張し、県立山梨高校の1年生を対象に「傷つけない伝え方・断り方」の講演をしてきます。
山梨県立総合教育センターの研修主事の佐藤丈さんのご紹介です。
佐藤さん、ありがとうございます。一所懸命務めてきます。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「岩井君は、文章にするときついことを書くからなあ」

新入社員のころ上司からよく言われていました。

何せ、部長から入社1カ月を過ぎての感想を書くように言われて書いた文章。レポート用紙にびっしり15枚書きました。

タイトルが振るっていました。

「○○○○○○○○社7つの大罪」

かわいげないですよね。

この傾向は、今でも少々残っています。私が書いた文章を後になって読んでみると、非常に厳しいことがあります。

今は反省して、相手を傷つけてしまいそうなときは、カミさんや周囲の人のフィードバックを受ける他、電話で伝えることが多くなっています。

電話だと、相手の反応や意図が理解できるし、さほど厳しくなく自分の思いを伝えることができます。

私の武器はウィルコムのPHS。「誰とでも定額」のため、10分以内は通話料がかかりません。
この頃は、電話の半分以上は、PHSを利用しています。

私は、サラリーマンのころ、3分以内で電話する訓練を受けているため、ほとんどの会話は、3分以内。

ある日、すぐ上の兄と電話で話していたら、たったの1分20秒。カミさんは、「もう少し話すことがあるんじゃないの」とあきれていました。

「元気か?」「誰々はどうしてる?」「そうか」以外あまりやり取りがなかったのです。

上の息子がオーストラリアに留学(高校生)していたころ、国際電話がかかると、私とは2分、その後カミさんと30分も話していることがありましたっけ。通話料が気が気でない私は、置時計や腕時計を何度も見せていたことがありました。

脱線しているようです。電話ではこんな脱線は、あまりありません。

話を戻すと、意見の違いが生じている時、相手を傷つけてしまうかもしれない案件、メールで微妙な意図が伝わりにくい内容、これらは、メールよりも電話が無難です。

電話は相手と作り出すコミュニケーション、メールは一方的に伝えるメッセージ。

もっともっと電話で話そう。相手と共通点を探そう。

<お目休めコーナー> 椿山荘にて(3)

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月4日)は、6日(木)~8日(土)まで続く研修(講演)の準備をしていました。

6日(木)・・・・朝日中小企業経営情報センターで「自分と組織のモチベーション・アップ法」公開セミナー(都内)

7日(金)・・・・山梨県立山梨高校1年生対象「傷つけない伝え方・断り方」講演(山梨市)

8日(土)・・・・NPO法人セニア・サービスセンターのピアカウンセラー養成講座で「勇気づけのアドラー心理学」1日研修(宇都宮)

昨晩の18:30-21:00は、ヒューマン・ギルドを会場として行われている一般社団法人 人財開発支援協会 主催の 研修講師育成講座 で研修技法(1)の講座を担当しました。

特に私が力点を置いたのは、

研修技法に関する岩井の5つのこだわり

として次の5つでした。

1.リレーションづくりを徹底的に

2.導入(「はじめよければすべてよし」)

3.グループ討議、あるいはペアでの話し合い

4.ロールプレイング

5.「3つ」でポイント をまとめる


なお、私が行っている企業・自治体などの研修に関しては、「企業などの研修」のカテゴリーをご参照ください。

<お目休めコーナー> 椿山荘にて(2)

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

10月2日(日)に終わったアドラー・カウンセラー養成講座には、82歳の杉山邦夫さん(下の写真)が受講生として参加されました。

受講生と言っても再受講で、杉山さんは1984年からアドラー心理学を学ばれ、その時にカウンセラー養成講座を修了しています。

杉山さんが右手に持っているのは、1986年発刊の『アドラー心理学虎の巻』(ヒューマン・ギルド出版部発刊)。現在の『アドラー心理学教科書』

左手には、杉山さんのご著書『71歳からの歩き遍路記録』(文芸社、1,500円+税)。

杉山さんは、71歳から73歳にかけてお一人で四国88箇所1,400キロの歩きお遍路をされました。

ちなみに、俳句もたしなむ杉山さんの結願の句は

さみだれや ここにぞ脱がむ 遍路笠


杉山さんは、56歳で大企業を退職、その後、中小企業診断士、産業カウンセラーなどの資格も取得、研修講師としてご活躍で、今年には、SMILEとアドラー心理学ベーシック・コース を再受講され、アドラー・カウンセラー養成講座にもご参加、みんなと一緒に修了試験を受けられ、高得点で見事合格でした。

テニス、ゴルフ、スキーも楽しみ、中央学院大学の公開講座でELM勇気づけ勉強会をなさったり、現役を通していらっしゃいます。

私は、20歳近く先輩の杉山さんから生涯勉強、生涯現役を学んでいます。


<お目休めコーナー> 椿山荘にて(1)

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月2日)、8月20日(土)から開講していたアドラー・カウンセラー養成講座が終わりました。

最終日は、1時間の筆記試験。
問題の範囲は、アドラー・カウンセラー養成講座だけでなく、アドラー心理学ベーシック・コースも対象になります。

7,8日目にお休みせざるをえなかった2人を除いた8人が試験用紙に向かっていました。

試験の後は、徹底的なカウンセリングの演習。
私はカウンセリングのデモンストレーションも行いました。

最後に1人ひとり感想発表。

代表的な感想だけ書いておきます。

・自分のライフ・スタイルに直面して辛い時期もあったが、人間理解に終点はない。

・今までとは別の生き方が見つけられた。

・助言・説得・説教の3点セットから脱却できた。これからがスタート。

・年齢的にフラットな仲間で、飾らない生身の自分と向き合えた。

・8日のうち家族の応援がありがたかった。


8人は、こんな笑顔になりました。


◎アドラー・カウンセラーを目指すステップは、こちら をご参照ください。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

9月19日のブログ カウンセリング/セラピーでの決めつけの弊害 で私は、こう書いていました。 
 
私もさまざまなカウンセリングやセラピーを受けていますが、ある人から、私の顔の骨相をもとに決めつけをされたり、前世療法らしきものを受けたときに「あなたの前世が・・・・だから現世も・・・・の課題から免れない」を言われたことがあり、とても不愉快でした。

と書きましたが、前世療法を受けたときの決めつけに関して、私がある人に出したメールが残っていましたので、6年前のその文章をコピーします。

11月6日・7日に宇都宮で研修があったことと結びつけ、次兄の家に泊まりました。その際、私が5,6歳のころ法螺貝を極度に恐れた理由として、△△さんから受けた前世療法で、私の前世が坊さんでありながら、修験道の教団から脱走し、法螺貝を吹く仲間から発見されるのを恐れて身を隠す自分のイメージとつなげられたことを兄に話しました。

すると兄は、「何言ってるんだ俊憲、お前がなかなか寝ないでいると、××ちゃん(当時のお手伝いさん)が『寝ないと法螺貝を吹くお坊さんに連れて行かれちゃうよ』と、さんざん脅かされていたんだぞ。覚えているか」といわれてハッとしました。

私の法螺貝恐怖は、前世とはまったく関係がなく、お手伝いさんの脅しによって条件づけられたもので、物語は催眠誘導によって創作したイメージで、それをセラピストから決めつけられたことでしかなかったのです。このことを知って私は自分自身を解放できました。小学2年生のころ、修験道の僧侶が吹く法螺貝を聞きながら「数年前、法螺貝を恐れている自分がいたな。もう怖くはないんだ」と思った早期回想も出てきました。

アドラーによれば、「人は記憶を作る」のです。何も自分を窮屈にする記憶をわざわざ作り出す必要はないのです。生きる上でより建設的な記憶に基づく物語を抱きながら生活すればいいのです。私はこの理論と、それに基づく生き方を選びたいと強く思いました。


カウンセラー/セラピストの決めつけは、決めつける人を権威づけ、自分自身を縛るものでしかありません。

カウンセラー/セラピストの立場にある人は、可能性でしかないものを決めつけて伝えないよう謙虚でなければなりませんし、カウンセリング/セラピーを受ける人は、決めつけられたことを後生大事にしておく必要はありません。

<お目休めコーナー> ふと目についた花

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