おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
札幌にいます。
前の日に大阪で講演を行ったときは、冷房が効いていましたが、この地では暖房している場所がいくつもありました。
昨日(10月22日)は、アドラー心理学ベーシック・コースの3日目を行っていました。
さて、京都観光のことを書きます。
清涼寺に続いて嵯峨の地で訪れたお寺は、大覚寺 でした。
正式には、「旧嵯峨御所 大覚寺 門跡」で、真言宗大覚寺派大本山の寺院でもあり、いけばな嵯峨御流の総司所でもあります。
このお寺の3大ポイントは、次のとおりです。
1.このお寺は、嵯峨天皇と弘法大師空海と親交で知られます。
空海は、当時起こったという飢饉に際して、嵯峨天皇の依頼を受けて嵯峨院(注:大覚寺の前身)持仏堂の五覚院で五大明王に祈願しました。
2.門跡寺院というのは、天皇または皇族が住職に就かれた寺院のことで、嵯峨天皇の孫にあたる恒寂入道親王(ごうじゃくにゅうどうしんのう)が大覚寺と名を改めたこのお寺の初代住職に就かれました。
3.南北朝時代に、後宇多法皇の後継者が上皇が大覚寺にお住まいになられたことから大覚寺統(南朝)と呼ばれました。
さて、中に入ってみましょう。
障子やふすまの絵に圧倒されます。
とにかくスケールが大きい。
御影堂(みえいどう)から見える庭もドデカイ。
正寝殿(せいしんでん)の天井はこんなふう。
有名な大沢池にも行ってみました。
さりげなくこんないけばなが。
宸殿(しんでん)にはこんな装飾が。私とカミさんは、このセミが気に入りました。
なお、大覚寺のいけばなは、後日「お目休めコーナー」でご覧に入れます。
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