おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
「岩井君は、文章にするときついことを書くからなあ」
新入社員のころ上司からよく言われていました。
何せ、部長から入社1カ月を過ぎての感想を書くように言われて書いた文章。レポート用紙にびっしり15枚書きました。
タイトルが振るっていました。
「○○○○○○○○社7つの大罪」
かわいげないですよね。
この傾向は、今でも少々残っています。私が書いた文章を後になって読んでみると、非常に厳しいことがあります。
今は反省して、相手を傷つけてしまいそうなときは、カミさんや周囲の人のフィードバックを受ける他、電話で伝えることが多くなっています。
電話だと、相手の反応や意図が理解できるし、さほど厳しくなく自分の思いを伝えることができます。
私の武器はウィルコムのPHS。「誰とでも定額」のため、10分以内は通話料がかかりません。
この頃は、電話の半分以上は、PHSを利用しています。
私は、サラリーマンのころ、3分以内で電話する訓練を受けているため、ほとんどの会話は、3分以内。
ある日、すぐ上の兄と電話で話していたら、たったの1分20秒。カミさんは、「もう少し話すことがあるんじゃないの」とあきれていました。
「元気か?」「誰々はどうしてる?」「そうか」以外あまりやり取りがなかったのです。
上の息子がオーストラリアに留学(高校生)していたころ、国際電話がかかると、私とは2分、その後カミさんと30分も話していることがありましたっけ。通話料が気が気でない私は、置時計や腕時計を何度も見せていたことがありました。
脱線しているようです。電話ではこんな脱線は、あまりありません。
話を戻すと、意見の違いが生じている時、相手を傷つけてしまうかもしれない案件、メールで微妙な意図が伝わりにくい内容、これらは、メールよりも電話が無難です。
電話は相手と作り出すコミュニケーション、メールは一方的に伝えるメッセージ。
もっともっと電話で話そう。相手と共通点を探そう。
<お目休めコーナー> 椿山荘にて(3)
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