日が差し込んだり、青空も出るのに、まだ梅雨は明けていないようで…確かに気温は上がらず、ジメジメした陽気が続く新潟地方。それでも8月になりました。
それでも、地元T市を流れる胎内川には、太公望たちが押し寄せ、流れに身を寄せる姿は涼しげに見える。最近、ことに多いんです、釣りの人。堤防には県外ナンバーがずらり並び、バスで押し寄せるグループもあるほど。
ところがこの川、急な増水には十分気を付けてほしいものだ。川の延長が短い上、高低差のある急流、河床も高い。上流部に流域が広がるのはどの川も同じだが、扇状地をなす下流部は、上流の降雨状況が確認しづらく、雨の日は扇の要部分から一気に水が噴き出す。
そんな雨の日、ダムの放流も怖い。緊急放流を知らせる警報装置はあるものの、全域に聞こえるのかなー。土木事務所管轄だけの警報じゃないの?県の企業局のダムや土地改良区の堰堤もあるけど、連携してる?市の防災無線とのリンクは?
こんな心配するの私だけ?我々は小さい頃からなじみの深い川であり、ここで暮らす者として川の持つ魅力と怖さなどの習性がインプットされてきたが、県外者ということは「あゆ」しか見えていないかもしれない…。