
NASAの有人火星探査計画を想定外の嵐が襲い、チームは脱出に成功したものの、死んだと思われた植物学者のマーク・ワトニーは火星に一人取り残されてしまう。
居住施設や探査車は無事だったが、残された食料では次の探査隊が到着する4年後まで生き延びることは不可能。そこでマークは感謝祭用の食材として持ち込まれていたジャガイモの栽培をおこないながら、地球と交信する方法を探し始めた……。
映画の方はつまらなそうな邦題と、中身の面白さがまったく伝わらない宣伝で損していたけれど、「これ、つまり火星DASH村なんだよ」というツイッターを見て、観に行ったら面白かった。やっぱり映画の宣伝担当ってヘタだよね。そう言われたら、老若男女家族連れで見に行くじゃない?
たった1人の火星生活。70年代テレビドラマとかD&Dネタでひとりボケとツッコミしながら、やらなければならないことを淡々と進めていきます。そうすると、とにかく悲壮な話になりそうなストーリーが、マークの能天気さに救われて、さくさく読める話になってしまうんですね。明るいサバイバル。
でも知っているアメリカドラマって「じゃじゃ馬億万長者」と「スクービードゥ」だけでした。
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