「基本的にホモネタパロディからの流れであったアニパロは女性の手によるものが主流だったのだが、ロリコンの血が入ることによってまた少しずつ変わった動きを見せ始めている」」
米沢嘉博「戦後パロディコミック史」より。
「月刊OUT」にしばしば掲載されていたアニメパロディが好評であったため、旧作の再録に新作を加えて臨時増刊号として刊行されたもの。これが好調で号を重ね、やがて「アニパロコミックス」として独立することになる。
アニパロといっても、ただ、アニメのキャラだけを使ってまったく別の話をやる「勝手にスターシステム」「新春スター隠し芸大会」というようなものが多く、そういうのは今読むとたいして面白くないのだけれど、原作のシーンとシーンの間にもう1シーンを追加することでまったく別の印象を生み出した(感動のシーンが爆笑になった)番武の「カリオストロの城」とか、原作の展開が途中から全く別の物になる樋口紀美子の「カリオストロの城」とかまたまた番武の「WBの招かざる客」、ゆうきまさみのアニパロ全再録とか好きな話が多いので捨てられず。
ちなみにここにも収録されている岩崎摂「My Home ギジェ」はデフォルメされた「伝説巨神イデオン」のキャラが活躍するホームドラマで、それこそ「勝手にスターシステム」によるものなのだけれど、これが今隆盛となっている「4コママンガの連続でストーリーマンガにする」形式の元祖と言われてます。これ以前はないと思うけれど、もしあれば教えて下さい。
【アニメ・パロディ・コミックス】【月刊OUT 1982年7月号臨時増刊号】【浪花愛】【岩崎摂】【ゆうきまさみ】【やぎさわ梨穂】【樋口紀美子】【番武】【巣田祐里子】【榎野彦】【留止】
米沢嘉博「戦後パロディコミック史」より。
「月刊OUT」にしばしば掲載されていたアニメパロディが好評であったため、旧作の再録に新作を加えて臨時増刊号として刊行されたもの。これが好調で号を重ね、やがて「アニパロコミックス」として独立することになる。
アニパロといっても、ただ、アニメのキャラだけを使ってまったく別の話をやる「勝手にスターシステム」「新春スター隠し芸大会」というようなものが多く、そういうのは今読むとたいして面白くないのだけれど、原作のシーンとシーンの間にもう1シーンを追加することでまったく別の印象を生み出した(感動のシーンが爆笑になった)番武の「カリオストロの城」とか、原作の展開が途中から全く別の物になる樋口紀美子の「カリオストロの城」とかまたまた番武の「WBの招かざる客」、ゆうきまさみのアニパロ全再録とか好きな話が多いので捨てられず。
ちなみにここにも収録されている岩崎摂「My Home ギジェ」はデフォルメされた「伝説巨神イデオン」のキャラが活躍するホームドラマで、それこそ「勝手にスターシステム」によるものなのだけれど、これが今隆盛となっている「4コママンガの連続でストーリーマンガにする」形式の元祖と言われてます。これ以前はないと思うけれど、もしあれば教えて下さい。
【アニメ・パロディ・コミックス】【月刊OUT 1982年7月号臨時増刊号】【浪花愛】【岩崎摂】【ゆうきまさみ】【やぎさわ梨穂】【樋口紀美子】【番武】【巣田祐里子】【榎野彦】【留止】