「女児の裸を見ていいように、希望だって見てもいい」大学１年生になった阿良々木暦の部屋にやって来たのは、神原駿河のバスケ仲間の日傘星雨。呼ばれもしないのにやって来て、聞くとも言ってないのに彼女が話すのは小学生女児誘拐事件の噂。友達の友達は自分の友達みたいなものと言い張る彼女の話によれば、両親はまったく心配していないけれど、その少女はもう何日も行方不明で、自宅の郵便受けには彼女のものと思われる歯が投げ込まれていたという。
聞いてしまったからには放っておけないと、暦は八九寺真宵、忍野忍、斧乃木余接ら、少女と幼女と童女のロリトリオと捜査を始めるのだが……。
いつもながらにテーマは重いけれど、キャラが軽いので、話としてはバランスがとれてる気がします。主に、老倉を良いように使い、少女や童女や幼女を息をするように愛でる阿良々木さんのせいなんですが。
そして、やっぱり「本当に怖かった千石撫子」な短編付き。
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