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大いなる力には大いなる責任が……なんて気にしない主人公。ブラック企業の社畜として理不尽にこき使われた末の転生なので、基本的に人間不信の組織不信。普通ならこの主人公が浄化され、心の黒いものをぬぐい去られていく過程が物語の主軸となるかと思うのですが、周囲は理不尽な要求を押しつけようとするブラック権力者を始め、欲得がらみで寄ってきたり襲ってきたり騙そうとする人間ばかりで、なかなか主人公の心の闇は晴れません。むしろ濃くなってます。少しずつ、自分に好意的な人たちは助けるようになっているだけ前進でしょうか。
松田の心に安らぎあれと祈るばかりです。
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