ファンタジーの定番ストーリー、「こうして勇者は魔王/邪神を倒して世界は平和になりました。めでたしめでたし」の続きもの。忘れられて堕落してたりとか、平和な時代に馴染めなくて社会復帰に苦労するとか、勇者の力そのままに元の世界に戻ってそちらでも無双するとか、マンガでもあれこれありますが、ここは正統派で「魔王討伐の旅の道程を再び辿る」ものとしておきましょう。
『神殺しの英雄と七つの誓約』 ウメ種(2015)
世界を救った救国の英雄として吟遊詩人たちは12人の英雄たちを歌で讃える。でも、異世界から召喚されたのは13人だったのだ。人々が忘れた13人目、しかしそのレンジこそ他の12人は信頼し、頼っていたのだ……。
俺はただの役立たずだとへたれていながら、実は仲間からは誰よりも信頼され頼られていた男が、ひとり身を隠して一冒険者となり、まだ学生の新人冒険者の魔物討伐の手助けを請け負って旅立つところから始まります。
『葬送のフリーレン』 山田鐘人&アベツカサ(2020)
勇者ヒンメルのパーティが魔王討伐の偉業を成し遂げて50年。10年間もの旅路だったが、1000年は軽く生きるエルフのフリーレンにとってはつかの間の旅。しかし、ヒンメルの葬儀でフリーレンは自身がヒンメルについて何も知らず、知ろうともしなかったことに気づき衝撃を受ける。その悲しみに困惑したフリーレンは、再びかつての旅路を辿ろうとするのだが、そこには新たな仲間がいた……。
魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー。たぶんいちばん有名。生きる時間が違う種族たちが相互理解をするのは難しいのだ。
『魔王討伐から半世紀、今度は名もなき旅をします。』 じゃがバター(2024)
魔王討伐から50年。勇者は戻らず、魔女は森に去り、神官は神殿に入り、俗世に残るのは剣聖と呼ばれるスイルーンだけだが、彼ももう72歳。だが、魔王討伐から半世紀を祝うパーティーのための衣装の仮縫いの日、スイルーンは白い光に包まれたかと思うと魔王討伐当時の姿に若返っていた。女神ラーヌの古い約定が果たされるときが来たのだ……。
勇者パーティの一員だった剣聖は人生の終焉を前に、再びかつての旅路を辿る旅に出る事にした。なぜか女神の力で若返らされ、一人旅のつもりがだんだん同行者が増えていくことになる。
『神殺しの英雄と七つの誓約』 ウメ種(2015)
世界を救った救国の英雄として吟遊詩人たちは12人の英雄たちを歌で讃える。でも、異世界から召喚されたのは13人だったのだ。人々が忘れた13人目、しかしそのレンジこそ他の12人は信頼し、頼っていたのだ……。
俺はただの役立たずだとへたれていながら、実は仲間からは誰よりも信頼され頼られていた男が、ひとり身を隠して一冒険者となり、まだ学生の新人冒険者の魔物討伐の手助けを請け負って旅立つところから始まります。
『葬送のフリーレン』 山田鐘人&アベツカサ(2020)
勇者ヒンメルのパーティが魔王討伐の偉業を成し遂げて50年。10年間もの旅路だったが、1000年は軽く生きるエルフのフリーレンにとってはつかの間の旅。しかし、ヒンメルの葬儀でフリーレンは自身がヒンメルについて何も知らず、知ろうともしなかったことに気づき衝撃を受ける。その悲しみに困惑したフリーレンは、再びかつての旅路を辿ろうとするのだが、そこには新たな仲間がいた……。
魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー。たぶんいちばん有名。生きる時間が違う種族たちが相互理解をするのは難しいのだ。
『魔王討伐から半世紀、今度は名もなき旅をします。』 じゃがバター(2024)
魔王討伐から50年。勇者は戻らず、魔女は森に去り、神官は神殿に入り、俗世に残るのは剣聖と呼ばれるスイルーンだけだが、彼ももう72歳。だが、魔王討伐から半世紀を祝うパーティーのための衣装の仮縫いの日、スイルーンは白い光に包まれたかと思うと魔王討伐当時の姿に若返っていた。女神ラーヌの古い約定が果たされるときが来たのだ……。
勇者パーティの一員だった剣聖は人生の終焉を前に、再びかつての旅路を辿る旅に出る事にした。なぜか女神の力で若返らされ、一人旅のつもりがだんだん同行者が増えていくことになる。