
八重咲はつばきちの正体を看破した。
「兄者」はいつの間にか公式の非公式ライバーとしてVTuber扱いされていた。立ち絵も勝手に作られていて、今ではP・S(プリズムシフト)の四天王と言えば真っ先に名前が挙がるまでになり、新人の三期生の甘鳥椿などは「兄者先輩のリスナーあがりですし」などと言い出す始末。
けれど兄者はどこまでも一般人だ。勤め先は副業禁止だから、たとえ配信に参加したとしてもギャラなんか発生しないのだ……。
なし崩しにライバー扱いされるようになった社会人男性が、ゲームしたり、晩酌配信したり、ドッキリ企画の仕掛人をやらされたりする話の2回目。今回はこれまた癖のありすぎる新人も加わりのてんやわんや。
学生時代は、かわいくてもオタクはモテないというのが結論かな?
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