付け焼き刃の覚え書き

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「ハズレ判定から始まったチート魔術士生活2」 篠浦知螺

2019-11-01 | 異世界結合・ゲート・ゾーン
「それでも、目の前に苦しんでいる人がいるなら、救うために手を伸ばしたい」
 いくらチート魔術師でも神ではないから、すべてを思うままに動かし、すべてを救うことは無理だと言われてもケントはすべてを救いたいのだ。

 城砦都市ヴォルザードの街に腰を落ち着けて生活を始めたケントは、地道にギルドの仕事や修業をこなしながら、隣国に囚われたままの同級生を救出する機会を窺っていた。
 だが、その矢先に同級生の船山が死んでしまう。ろくな水や食料も与えられず、過酷な訓練を強いられた結果だ。さらには見せしめのため、5人の同級生が実地訓練と称して魔の森に送り込まれるという……。

 1巻に引き続き、いろいろラッキースケベが続く2巻。
 ウェブ版にいろいろ加筆修正もしてあるけれど、ちょっと違和感。ここで「リーゼンブルグ王国にも事情がある」「話せば分かる、良い人もいる」みたいなポイントを強調しすぎているので、隷属の腕輪はともかくとしても、死んでしまった船山くんが浮かばれんわな。
 後々の展開を考えての手入れなんだろうけど、ちょっと無理っぽい。


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