貧乏貴族の息子であるラインハルト・フォン・ミューゼルは、母親代わりであった姉アンネローゼが皇帝フリードリヒ4世の後宮に召し出されたのを契機に家を捨て、隣家の少年ジークフリード・キルヒアイスと共に帝国軍幼年学校に進む。そして2人の少年は密かに誓った。力を手に入れ、ゴールデンバウム王朝を倒して銀河帝国を倒し、アンネローゼを取り戻すと。
それは大それた野望かと思われたが、ラインハルトはキルヒアイスと共に着々と実績を積み重ね、門閥貴族の妨害をはねのけて「常勝の英雄」として上級将官への道を歩み始める。だが、その野望の前に立ちはだかる男がいた。
彼の名はヤン・ウェンリー。帝国にとっては叛乱の徒である自由惑星同盟の軍人であり、歴史家志望で金に困らなければ軍人になどならなかった男。だが、その戦いは帝国の侵攻を幾度も食い止め、「不敗の魔術師」と呼ばれるようになっていく……。
日本スペオペのターニングポイントともなった田中芳樹の出世作であり、銀河帝国と自由惑星同盟の150年に渡る攻防の決着、王朝や政権の興亡を描いた大河SF。さまざまな陣営の個性豊かな登場人物たちが遙か未来の歴史絵巻を彩り、現れては消えていきますが、これで本編が全10巻。それでこれだけの物語が語れるんですね。
1992年に第1巻の刊行から10年を記念して発売された愛蔵版は、各2巻を1冊に合本した全5巻+小冊子「黄金の翼」付き。挿絵はないけれど、各巻に道原かつみのカラー口絵がついてます。1巻がヤン・ウェンリー、5巻がラインハルト・フォン・ローエングラム。
2022年には刊行40周年記念ということで、今度は東京創元社から同じく正伝5巻、徳間版の時には出そろっていなかった外伝を時系列順に再編して2巻に収めた全7巻で刊行が始まりました。こちらもイラストは創元SF文庫版を描いた星野之宣によるものだそうです。
【銀河英雄伝説】【田中芳樹】【道原かつみ】【徳間書店】【スペオペ】【大河ドラマ】【みんなヤンが好き】
それは大それた野望かと思われたが、ラインハルトはキルヒアイスと共に着々と実績を積み重ね、門閥貴族の妨害をはねのけて「常勝の英雄」として上級将官への道を歩み始める。だが、その野望の前に立ちはだかる男がいた。
彼の名はヤン・ウェンリー。帝国にとっては叛乱の徒である自由惑星同盟の軍人であり、歴史家志望で金に困らなければ軍人になどならなかった男。だが、その戦いは帝国の侵攻を幾度も食い止め、「不敗の魔術師」と呼ばれるようになっていく……。
日本スペオペのターニングポイントともなった田中芳樹の出世作であり、銀河帝国と自由惑星同盟の150年に渡る攻防の決着、王朝や政権の興亡を描いた大河SF。さまざまな陣営の個性豊かな登場人物たちが遙か未来の歴史絵巻を彩り、現れては消えていきますが、これで本編が全10巻。それでこれだけの物語が語れるんですね。
1992年に第1巻の刊行から10年を記念して発売された愛蔵版は、各2巻を1冊に合本した全5巻+小冊子「黄金の翼」付き。挿絵はないけれど、各巻に道原かつみのカラー口絵がついてます。1巻がヤン・ウェンリー、5巻がラインハルト・フォン・ローエングラム。
2022年には刊行40周年記念ということで、今度は東京創元社から同じく正伝5巻、徳間版の時には出そろっていなかった外伝を時系列順に再編して2巻に収めた全7巻で刊行が始まりました。こちらもイラストは創元SF文庫版を描いた星野之宣によるものだそうです。
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