料亭稲穂の角館物語

安全無添加食材の角館懐石「料亭稲穂」

めんこい(可愛いい)花っこ しかし旨い!!

2007-04-14 15:48:31 | 稲穂の料理
みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今年も玄関先に白くて小さい花が咲きました
お客様より「この花は何の花ですか?」と聞かれる
この時期お問い合わせナンバー1はこの花「ヤマワサビ」
秋田弁で「ヒノ」と言います。

本当に小さくて可憐で何とも言えない
秋田弁で言えば「メンチョコチャン(可愛い子)」です。

普通わさびと言えば、根っこの部分をすりおろして
お造りで醤油のお供に添えていただくものですが
このヤマワサビは2センチ位にざくざくと茎も葉もキザミ、
そして熱湯をざっと通してそのまま冷まして
冷たい出汁醤油に入れてザザッと混ぜます!
いつも言っていますが、料理はリズムですから!!
そした鼻にツーン!!!!とくる刺激と共に食べるのです。

何とも言えない酒の肴・ご飯のお供にぴったりです。

きれいな花には毒があると言われてますが
そうではなく
めんこい(可愛い)花には刺激のある味わいがある
そんな食材を今日もいただきます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする