料亭稲穂の角館物語

安全無添加食材の角館懐石「料亭稲穂」

初夏を食す ② 生保内竹の子 味噌っこ炒め

2007-06-19 14:54:34 | 女将の独り言
{みちのくの小京都角館、料亭稲穂です。

今日のお天気は晴れ最高気温は27度
本日も大変しのぎやすい良いお天気です。

毎年この生保内竹の子の季節
何組かの竹の子採りで入山する方が、山の中で行方不明になります
翌日あたりには皆さん自力で出てこられるのですが
山の中に入り、高い竹の木がそびえる、笹やぶの山の中で
夢中になって採っていると、知らない間に深いところまで
もぐり込んでしまいたくさん採った頃には
迷ってしまうことがよくあるのだそうです
自力で下山した人たちが、何故か??大きなリュックにたくさんの竹の子を
背負って降りてくる光景はニュースで珍しくはありません

ところで先日下茹でした竹の子。
私たちにとっては少し懐かしい我が家のおばあちゃん直伝の
「竹の子の味噌っこ炒め」を作ってみました。
正しい名前が分かりませんが、我が家ではこのように呼ばれています。
①竹の子を斜め薄切りにする。
②フライパンに油を敷き、良く炒める。
③小さなボールに味噌・砂糖・酒そして少し水を入れて、溶く。
④その味噌ダレをフライパンに流し入れて、水分が半分位になるまで
 煮詰める、一応味を見る。甘しょっぱいくらいでOKです。
⑤卵2個に砂糖を入れて解きほぐし、フライパンの中でかき混ぜる。
以上出来上がり

数年前までは、おばあちゃんをおだてて、作ってもらっておりましたが
この2.3年は私が引き継ぎ作っておりますが、やはりまだまだかないません
今では家から離れてしまった私の子供達もこの味を覚えてくれているかな?
 

コメント
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