日々好日

さて今日のニュースは

概算要求基準(シーリング)重点化枠外

2008-07-23 09:31:59 | Weblog
2009年当初予算概算要求基準の取りまとめが大詰めを迎えました。
歳出削減路線維持を守りたい政府に対し、与党内では来るべき選挙を意識してか
この様に逼迫した状態では歳出削減路線はこの際先延ばしで、景気回復策を優先
すべきだと云う合唱がわき起こって来ました。
額賀財務相は財源確保のため、公共事業や各省庁の経費を前年度比で2%追加削減を示唆しました。
もしこれが実現されると、公共事業費5%減、防衛関係費、国立大学運営費、私学助成3%減と当初削減幅より厳しいものになりそうです。
福田政権は歳出削減路線は基本的には維持しながら、政権の特徴を出す手だてとして、重点化枠拡大という試みに打って出た。
今問題化している医師不足解消策、地球温暖化対策、経済成長力強化策等を想定
して2008年度の500億円から3000億円に拡大する意向を示した。
私達は歳出削減路線維持の先延しや、財源確保のため、消費税増税説が強調されるのを恐れます。
増大する社会保障費や地方格差是正、医療問題、教育問題、年金問題、すべて解決
するには、財源問題が絡みます。
いずれ国民は相応の負担を強いられる事になると思いますが、今云われている
各省庁の出鱈目な歳出金の使用や、368兆円もある各省庁の特別会計。100
以上の高級官僚の天下り先確保のためと云っても過言ではない、独立行政法人の
統廃合なくしては、消費税率アップは討議して貰いたくありません。
問題の先送りは解決にならない事は重々に判っています。逃げてばかり居ても
問題解決にならないが、解決するための順番はチャント守って欲しいものです。