日々好日

さて今日のニュースは

94代内閣総理大臣誕生

2010-06-04 14:56:23 | Weblog
民主党両院議員総会で選出された菅副総理が午後の衆議院本会議と参議院本会議の首班 
指名選挙で過半数を獲得し第94代内閣総理大臣に決定されました。

午前中に行われた民主党両院議員総会で予想通り民主党代表選挙で有効投票数420票
のうち291票の過半数を獲得し当選しました。

是に対し樽床候補は129票獲得で知名度や選挙期間から考えたら善戦しお互いに面目を
施したと言えるのではないか。

菅新代表は鳩山政権の継承。政治とカネの問題と決別し、民主党は全員参加の党とし参院選
には全員で取り組みたいと述べました。

また小沢体制で廃止された民主党の政策調査会の復活を約束しました。
代表としての任期は鳩山氏の残存期間の9月までとなる。

民主党の中にはどうせ選挙管理内閣だと極言する人も居て9月になれば又新しい代表を
選出する可能性もある事は確かです。

しかし3ケ月で総理が交代と言う無様(ぶざま)な事は避けたとの見方もあってその点は
先が読めません。

夏の参院戦の結果次第では起こり得る事でもあって全面否定は出来ません。

その様な流動性を持った菅代表でしたが衆院本会議で、有効投票477票の内菅代表は
313票。谷垣自民党総裁は116票山口公明党代表が21票で菅代表に決定した。

その前に行われた鳩山首相の総辞職の最終閣議では、淡々とした中にも悔しさが滲ませて、
8ケ月半、226日の総括を行いました。

クリーな政治と沖縄負担軽減の問題。日米関係の21世紀に向け進化を促す事を次期政権
に託しました。

今回選ばれた菅総理は市民政治家として今までの世襲の総理とは異なって居ます。

その為外交に不安が持たれて居ます。
見たところ経済政策も専門家でない様に見受けられます。

これから日本経済の舵取りは大丈夫なのか?
冷え込んで居る日米関係の修復は可能か?
鳩山政権が行った日米共同声明の扱いは?
沖縄負担軽減の問題は?
消費税は?財政健全化は?
雇用は?福祉は?医療は?年金は?

色々難問山積です。

その中で一番の難問は参院選でどう戦うかかもしれません。
これで菅内閣の力量が試されるのではないか?

尚党人事は仙谷氏か枝野氏のどちらかが幹事長説か官房長官説が囁かれて居ます。

恐らく党と内閣の両重要ポストは両人がしめるのではとの説が有力です。

また内閣は居抜き人事ではとも言われ、矢張り小規模の閣僚のすげ替えで済ませるのでは
のではと言う説が有力でした。、

しかし菅総理が小沢色を排しフリーハンドを得た今日、組閣も週明けの8日に延ばして
じっくり検討するとの様子です。

さて誰が閣僚になり誰が辞めるか?
注目は行政刷新会議の業務仕分け人として抜群の辣腕を発揮した蓮ほう議員の処遇です。

やれ女性幹事長との話しまであるとか。

色々話題を提供して呉れて結構暇つぶしにはなる様です。


次期政権体制はどうなるのか?

2010-06-04 08:14:43 | Weblog
鳩山総理辞任表明後僅か二日で次期総理を選ぶ事になり、早速菅財務相と樽床環境委員長が
立候補の声を挙げた。

そして今日の民主党両院議員総会で投票が行われ総理候補が決定され、党役員人事に移る。

此処で重要なのは誰が幹事長になるかです。

そして6日衆参両院本会議で総理大臣が決められ、直ちに組閣に入る。
此処でも誰が官房長官に任命されるかが大きな問題になりそうです。

現在の党の状況から見て当然民主党の独壇場となりますが、果たして誰が次期総理になるか
国民は期待と不安で見守って居ます。

まず菅候補は政治とカネ問題で「脱小沢」を打ち出し、この20年の日本経済の沈下は、
政治や政策が間違って居た事によるものだと断定した。

今後は経済を活性化して財政基盤を確立し、雇用を増やし福祉を充実させる事を約束した。
ごく当たり前の事で誰もが口にする事で、誠に結構な事です。
是は本人も認識されて居る様ですが大変困難な事です。

ただ菅候補が敢えて消費税問題や普天間問題に深く切り込まず黙った事は少し気になる。

一方樽床候補は世代交代を挙げ、まず衆院定数80の削減と言う思い切った提案です。
樽床候補は小沢幹事長に距離を置く民主党七奉行の一人で環境委員長を務めて居ます。

仲々の豪傑で、先日与野党合意の無いまま委員会を強引に開き野党議員質疑を遮って突然
地球温暖化対策基本法を強行採決して、野党から解任決議を突きつけられて居ます。

松沢神奈川県知事と同期の松下政経塾3期生でもあります。

さてこの二人民主党の両院議員総会でどの様な判定が下されるか?

菅代表が脱小沢色を出した事で前原派や岡田派更には野田派も次々支持表明をした。

しかし小沢グループにとっては「暫く小沢氏は静かにした方が民主党のため日本のために
なる」とまで言われると心穏やかざるものがありそうです。

一時小沢グループでは原口総務相や海江田議員を担ぎ出そうとしたが断られ、自主投票に
切り替えたらしい。

小沢サイドの側近グループの一人が樽床議員の推薦者になって居る事からグループの大半は
樽床議員に流れるのではと予想されて居ます。

樽床議員は今90議員位の支持を集めたとの情報もあります。

菅候補は140名余りの新人議員を対象に働きかけて居るとか兎に角激しい選挙戦が行われて居る模様です。

ただこのブログを書いて、すぐ大勢は決して居る事でしょう。

さてその結果如何に?

それからの幹事長人事や官房長官任命だと思われます。