日々好日

さて今日のニュースは

参院選はどうなる?

2010-06-07 09:40:59 | Weblog
菅政権も今日党人事を、明日は菅内閣がいよいよ発足と言う段取りになって来ました。

信任式を終え菅総理の所信演説となるのでしょう。
菅内閣は発足後どうしても済まさねばならないのが国民新党との約束郵政改革法案の
今国会での成立です。

恐らくこの法案を強引に成立させてから閉会とする様でそのため国会会期延長もやむを
得ないとの考えらしい。

その為2週間程参院選は延びる公算が大です。

当初6月24日公示。7月8日投開票の予定が、7月11日公示。7月25日投開票の
スケジュールに見直しが検討されて居ると言う。

出来るだけ早く参院選に突入したい民主党ですがまだまだ難関が待ちかまえて居そうです。

処で今回民主党は厳しい参院選になりそうと言われて居ます。

民主党参院議員は非改選が62名で改選議員が53名です。

単純計算では民主党が単独過半を獲得するには現在数に7議席プラスの60議席獲得出来ればOKです。

民主党は改選全員が再び国会に戻って来る事を最大目標に予想は53議席獲得を目指して居るとの事です。

連立を組んで居た当時三党で非改選67議席。改選議席58議席でした。
三党で55議席獲得出来れば過半数獲得となって居たがご存じ社民党が連立離脱し更に
厳しい状況になった様です。

がしかし民主党にとって現実は厳しく30議席取れればと言う悲観論さえ出てきました。
民主党はもし40議席以下なら大敗と言われ絶対絶命に立たされて居ると言えます。

強気の小沢幹事長は176名の候補者を立て二名区では2名の候補者を出すと言う強気
の姿勢でしたが、今回民主党の党体制が入れ替わり、果たして枝野新幹事長が限られた
短時間で見直し可能か?

枝野幹事長と安住選挙対策委員長がどの様な決断を下すか見物(みもの)でもある.



菅政権の民主党体制発足

2010-06-07 08:13:54 | Weblog
脱小沢を旗印に菅民主党政権が今日党役員を発表し、明日いよいよ内閣発足となります。

NNNの緊急世論調査では、菅総理の支持率62・4%と発表しました。
同じNNNが鳩山政権交代時行った支持率が67・7%であったので余り遜色はない数値かとも思われます。

しかし先に行われた共同通信社の全国緊急世論調査では、57・6%と出たので、若干
甘い数値の様でもあります。

因みに小泉総理発足当時の支持率は78%で、次の阿部総理が63%。福田総理が53%.
麻生総理が48%と有ります。
これは朝日新聞の世論調査結果ですが、大体こんなものではなかっかと思われます。

処で肝心の菅政権の党役員人事ですが、幹事長に反小沢の旗振り役だった枝野氏を党内
の反対を押し切って菅代表は据え強力な「脱小沢色」を出しました。

政策一元化実現で小沢体制では幹事長室の一局集中制を打ち出し、党議員の政策への
口出しを禁止しました。

その為今まで一般議員も議員立法に参加出来た政策調査会を廃ししてしまいました。
その復活に生方副幹事長が動きあわや処分という騒ぎが起きた事がありました。

今回菅代表はこの政調会復活を行い民主党七奉行の一人玄葉議員を会長に充てました。

また幹事長代理に小沢サイドの側近グループである細野議員を充てました。

我々は民主党のグループをどうしても自民党の派閥と同等と考えて居ますがどうも少し
違う見たいです。

民主党の最大グループは小沢グループで150人。鳩山グループ70名。菅グループ55名
前野仙谷グループ50名。野田グループ30名等が主なグループです。

これらはどちらかと言うと政策研究会みたいな集まりで各個人が自由意志で動けるゆるい
ものらしい。

ただグループによっては自民党の様なきつい締め付けをするグループもあるとか。

国会対策委員長に菅氏と代表選挙を争った樽床議員を充てました。
樽床議員も民主党七奉行の一人です。

そして選挙対策委員長にはこれも反小沢派で選挙対策のベテラン安住議員の起用が決まりました。

幹事長職と同じように選挙対策は重要な部署でこれまで菅代表。枝野幹事長と三人体制で
過去の選挙戦を戦って来た事が評価されての再任かとも思われます。

これで党体制は万全の構えとなったとの事です。

さて懸案の参院選はどうなるか注目したいと思います。