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副大臣政務官に小沢系議員多数登用?

2010-09-21 09:12:08 | Weblog
今回の菅改造内閣は小沢系議員を完全にシャトアウトした見事なまでの「脱小沢」組閣で
世間を驚かせました。

その為か内閣支持率は最高を示し世論の支持を如実に示したと言えます。

ただ党内を二分する絶対勢力の小沢陣営を敵に回しては党運営は出来ないことは百も
承知の筈で、すでに若手の過激グループは離党を仄めかす動きさえ見えてきました。

後は副大臣や政務官にどれだけ小沢系議員が登用し党内融和を図るか注目されて居ました。

菅総理は内閣改造に伴う副大臣と政務官人事等を内定しました。

副大臣は留任を含めて22のポストが内定した。

注目の小沢系副大臣は総務省の鈴木副大臣ですが、若手小沢グループ「一新会」会長です。

また外務省副大臣に小沢幹事長時代に衆院議院運営委員長に抜てきされ今回小沢氏支持に
回った松本外務副大臣が居ます。

また小沢氏支持にまわった議員としては三井国交副大臣が内定しています。

国民新党からは松下経済産業副大臣が内定されて居ます。

しかし此処でも要所はきちっと菅総理サイトで抑えて居る様です。

政務官は留任を含めて26名が内定しています。

小沢氏元秘書の樋高氏や松木農水政務官。国交政務官に小泉氏を当てたり政務官人事でも
それなりの配意は見受けられるが、小沢派としては不満がなお残り党内融和には程遠い感じ
がしてなりません。

其れと注目されるのは、退任した小沢系閣僚を衆院委員長人事で多用した点です。

原口前総務大臣は総務省委員会委員長に、小沢前環境相は環境省委員会委員長にそれぞれ
任命された。

自民党政権時代には考えられない事ですが、ねじれ国会に前経験を生かして助言指導力を
発揮して貰いたいとの思惑が動いたとも言えるが、皮肉な取り方をすれば処遇に困っての
処置ではとも囁かれて居るとか。

マア何れにして民主党政権では「政治主導」が基本で政策の作成等は副大臣や政務官を
中心に動いて居る様なので政権運営で重要なポストだと思います。

今後は小沢派だ、菅総理サイドだと小さな争いに拘らず、大きな天下国家のために動いて
欲しいものです。