日々好日

さて今日のニュースは

益々悪化する日中関係

2010-09-23 07:33:39 | Weblog
尖閣諸島問題で不法操業の中国漁船に停船を命じた我が国の巡視艇に体当たりして、
巡視艇に甚大な被害を与え船長が逮捕されました。

是に対し中国は謝る処か尖閣諸島は自分の領域なので入ってきた巡視艇が領海侵犯だ。
従って船長の逮捕は不当逮捕で即時釈放を要求すると強い姿勢を崩しません。

日本は尖閣諸島は古来の日本領土で、まして国際法に違反する体当たり等見過ごす訳には
いきません。

尖閣諸島を中国の領土だと言い始めたのは最近石油が採れる事が判ってからの事で、
明らかに横車の状況です。

また今回の衝突事件も、中国が意図的に仕組んだスパイ船が起こした事件との噂もあって
米国側も察知して居るが中国と事を構えたく無いので今の処、沈黙を守って居るとの噂も
あるとか。

兎に角今は中国は世界を動かす大きな存在になって、どの國も文句が言えない状況です。
其れをいい事に遣り放題の傾向が見受けられます。

日本も今まで米国依存でしたが、米国景気に陰りが見え中国に軸足を変えつつある矢先
の出来事です。

経済や観光で大いに中国中心に依存の度合いを深めようとして来た時点で、国境問題で
無理難題を飲まされようとしています。

是までのしたたかな中国のやり方をみれば、日本は赤子の手を捻るよりはるかに簡単な
事とナメテ掛かって居る様です。

日本は前の大戦で戦争放棄をし腰抜けにされた事、何でも頭ごなしに脅せばすぐ従う、
弱虫の国民と見なされて居る様です。

船長釈放のためには国交断絶もいとわないとばかり、次々と日中で計画された行事は一方的
にキャンセルし、訪中団を拒否し将に一触即発の状況になっています。

世界をリードすると自負する中国が取る態度としては大変残念です。

温中国首相は臆面のなく船長釈放がなければ追加対抗措置を取ると脅して来ました。

中国首相が公の場でこの様な要求を出す事は最早妥協する気が無い事を表明した事になる。

中国政府は筋書き通り事を運び、一気に尖閣諸島を我が物にしょうと云う魂胆ではないか?

さて我が国はこれに対しどう対抗するのか?

言いなりになり尖閣諸島を諦めるのかるのか?
それとも挑発に乗って事を構えるのか?

将に外交に弱いと言われる民主党政権に突きつけられた「ドス」です。

煮ても焼いても食えない中国相手の事、下手な譲歩は余計居丈高になり次々と要求を
飲まされかねない状態になる可能性があるので要注意ではなかろうか?

後は世界世論に訴えるより他はないが、是も世界を制覇して居る中国に対し何処の國も
沈黙を守る可能性があるので余り当てにならない様です。

現在の日本は経済問題解決よりこの対中国問題解決が先の様な気がしてなりません。