日々好日

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民主党政権公明党と部分連合か?

2010-09-29 13:47:02 | Weblog
秋の臨時国会は急遽10月1日に開催と決定しました。

与党政府は従来10月6日開催として居ましたが、野党側の要望を容れて早めたと説明
しています。

臨時国会では、谷垣自民党総裁が「政府与党の問題点を厳しく追及しなくて、野党の
存在価値がない」と早くも対決姿勢を打ち出して居ます。

処で政府が成人T細胞(HTLV-1)対策の政府特命チームに公明党議員をオブザーバー
として招き検討を行った事が判明し「いざ公明党と部分連合」かと大騒ぎになったと云う。

こういった会合に野党議員を招聘する事は初めての事で騒ぎの原因としては不思議でもない
事の様に思えます。

これに対し仙谷官房長官は全面的に否定しこれはHTLV-1ウイルスの研究の専門家が
公明党さんの議員だったので招聘しただけとの説明であった。

成人T細胞白血病ウイルスは難病と言われ日本で20万人を越えて居ると言われ早期対策
が叫ばれ、此の点では公明党も賛同されて居るので民主党との部分連合が可能かとも思われます。

公明党は野党として基本的には民主党政権と対決姿勢を崩していません。

ただ今回の補正予算審議については今年2月の09年度補正予算案審議に倣い柔軟な対応を
行い政策協議を開始する事で一致しました。

公明党の主張を取り入れた2010年度補正予算案が成立する公算が大となりました。

今回の臨時国会の争点の一つが人事院勧告にに基づく国家公務員給与改正案でないかと思われます。

この法案は11月中に成立せねばならないと云う緊急法案の一つです。
ご存じの様に今年の人事院勧告による国家公務員給与の改正は民間企業と同じ水準まで
切り下げよと云う勧告で、主に50歳以上の国家公務員の給与やボーナスを年間9・4万円
率にしてマイナス1・5%切り下げよと云う勧告でした。

是に対して民主党内では人事院勧告は生ぬるいもっと厳しくとの声もあって、党内でも
意見がまっふたつに分かれて居ると言われ、果たして11月までに法案が成立するか先行き
不透明です。

開かれる秋の臨時国会での争点は何と言っても、不法操業を咎められた中国漁船が我が国の
巡視艇に体当たりし船長を逮捕したが、中国の度重なる脅しに負けて船長を釈放した弱腰
外交が一番討議されるのではないでしょうか?

野党自民党は国辱外交だと責め立て居ます。                     

今回の船長の釈放には世界中が驚き、日本の対応に呆れて居ます。

巡視艇は破損されおまけに尖閣諸島は事実上占領されたも同じ状態で何も出来ないとは
本当に情けない次第です。

日米同盟も何の役にも立たない事が判った様なものです。

この点についての国会討議を国民は一番望んで居るのでは無いでしょうか?

勿論危機感を煽る事は良い事ではないが、二度と同じ過ちを犯さないためにも是非徹底的
討議をお願いしたい。