明けましておめでとうございます。今年は波乱含みの年の様ですね。

明けましてオメデトウございます。

希望に溢れた新年を迎えたいものですが、今年は何やら元旦早々アヤシイ雲行きで
不気味な年明けの感じがします。

海外ではＮＹの為替市場でユーロー急落が報じられ一時９９円４７銭と１００円割れ
が定石化する様な感じさえします。

これはギリシア・イタリア・スペイン等の財政再建が進んで居ない事への懸念等で
欧州危機の深刻化を予想してのユーロー下落では無いかと言われるとか。

しかし其れが何故円高に結びつくのは全く不思議でなりません。

欧州危機ばかりでなく米国の経済先行き不安も加わり円高で日本経済は企業の海外
流出が続きこれでは日本経済の空洞化は益々進行する恐れがあります。

一方日本は、東北地方の被災地復興や福島原発事故の後処理問題。日本の今後の
原発行政やエネルギィー問題。電力はどうするのだと言う大変な問題を抱えて居る。

また日米同盟にも関わる沖縄基地移転問題でも、土壇場に追い込まれ身動きが取れない
状況に置かれて居ます。

総反対の沖縄県民をどう納得させて、普天間基地移設を実行するのか？
いまや不可能に近いとさえ言われて居る。

しかし一番の懸案事項は消費税増税を伴う社会保障と税一体改革大綱法案の行方です。

野田首相は現在の社会保障を維持するためには消費税増税と税一体改革は避けて通れない
問題なので不退転の決意で譬えこれ以上離党者が出ても何が何でも３月末までには法案を
成立させたいと強気の姿勢です。

しかし民主党内は完全に割れて居ます。

今や野田首相の敵は野党では無く、党内の反対派が最大の敵とさえ言われて居ます。

是では今年中に衆院解散が現実味を帯びてきたと言われても仕方無いことです。

テロ集団等は目的遂行まえに良く派内抗争で潰れてしまう傾向にあります。

高い理想もやがて指導権争いの内ゲバで潰れる事は良くある話しです。

民主党がその轍を踏まない事を祈るのみです。

正月早々嫌な話しですが、現実は相当厳しい事を自覚する良い機会かも・・