先般からウワサに上って居たユーロー圏国債の格下げ問題は米国大手格付け
会社スタンダード・アンド・プァーズ社が、まず先陣を切ってユーロー圏の
17ケ国の内9ケ国の国債格付けを一斉に引き下げ発表を行った。
今までトリプルAの最高位であった独・和・フインランド・仏・オーストリア
から仏・オーストリアが一段ランクを下げて2位のダブルAプラスとなった。
3位ダブルAのベルギーはそのままです。
4位の日本・中国と同じダブルAマイナスのスペインは2段階格下げで6位のA。
同じく4位のスロバニアは1ランク下げて韓国と同じ様に5位のAプラスとなった。
欧州危機の元凶とも言われるイタリアは6位のAから2段階格下げで8位の
トリプルBプラスとなった。
11ランク以下は投機的水準と言われ番外的格付けですがこれに2ランク格下げ
されたキプロスやポルトガルが入ってしまいました。
今後S&P社は独・スロバキアを除き欧州ユーロ圏の国債格下げは2年内にまた
行われる可能性を示唆して居るとか。
如何に欧州危機が深刻なものかを立証しています。
是は他山の石で我が国に取っても放漫財政を続けるなら明日は我が身と戒めるべき
と思います。
現在世界GDPは米国が14・657兆ドル。中国5・878兆ドル。日5・458
兆ドル。独3・315兆ドル。仏2・582兆ドル。英2・247兆ドル・・・
ユーロー圏のGDP総計は独・仏・英・伊だけでも軽く10兆ドルは超えます。
ユーロー圏はGDPで米国に次ぐ大国であります。
現在米国の国債の投機国の上位にあるのがフランスと言われて居ますので今回の仏の
国債格下げは相当の影響が有るものと思われます。
ユーロ圏国債格下げは風評被害の兆しが見られ更に悪い方に落下して行く危険性が
指摘されます。
日本は幸いユーロー圏国債への投資は少ないと聞くが、矢張り影響は免れないのでは。
特にユーロ安は加速する傾向にあって一時円に対し97・20円と言う信じられない
値をつけたらしい。
ユーロ誕生当時130~140円台をつけた昔とは隔世の思いです。
何れにしても欧州危機は爆弾を懐に入れて居るのと同じもので速やかに処置しないと
やがて命取りになる事は必定です。
此処でもドイツとフランスの主導権争いが一つのネックになって居る様に感じます。
会社スタンダード・アンド・プァーズ社が、まず先陣を切ってユーロー圏の
17ケ国の内9ケ国の国債格付けを一斉に引き下げ発表を行った。
今までトリプルAの最高位であった独・和・フインランド・仏・オーストリア
から仏・オーストリアが一段ランクを下げて2位のダブルAプラスとなった。
3位ダブルAのベルギーはそのままです。
4位の日本・中国と同じダブルAマイナスのスペインは2段階格下げで6位のA。
同じく4位のスロバニアは1ランク下げて韓国と同じ様に5位のAプラスとなった。
欧州危機の元凶とも言われるイタリアは6位のAから2段階格下げで8位の
トリプルBプラスとなった。
11ランク以下は投機的水準と言われ番外的格付けですがこれに2ランク格下げ
されたキプロスやポルトガルが入ってしまいました。
今後S&P社は独・スロバキアを除き欧州ユーロ圏の国債格下げは2年内にまた
行われる可能性を示唆して居るとか。
如何に欧州危機が深刻なものかを立証しています。
是は他山の石で我が国に取っても放漫財政を続けるなら明日は我が身と戒めるべき
と思います。
現在世界GDPは米国が14・657兆ドル。中国5・878兆ドル。日5・458
兆ドル。独3・315兆ドル。仏2・582兆ドル。英2・247兆ドル・・・
ユーロー圏のGDP総計は独・仏・英・伊だけでも軽く10兆ドルは超えます。
ユーロー圏はGDPで米国に次ぐ大国であります。
現在米国の国債の投機国の上位にあるのがフランスと言われて居ますので今回の仏の
国債格下げは相当の影響が有るものと思われます。
ユーロ圏国債格下げは風評被害の兆しが見られ更に悪い方に落下して行く危険性が
指摘されます。
日本は幸いユーロー圏国債への投資は少ないと聞くが、矢張り影響は免れないのでは。
特にユーロ安は加速する傾向にあって一時円に対し97・20円と言う信じられない
値をつけたらしい。
ユーロ誕生当時130~140円台をつけた昔とは隔世の思いです。
何れにしても欧州危機は爆弾を懐に入れて居るのと同じもので速やかに処置しないと
やがて命取りになる事は必定です。
此処でもドイツとフランスの主導権争いが一つのネックになって居る様に感じます。