日々好日

さて今日のニュースは

通常国会始まる。注目の衆院選制度改革はどうなる?

2012-01-27 09:29:35 | Weblog
昨日から通常国会の論戦が始まりました。

結論から言うと自民党谷垣総裁は野田政権の公約違反は明らか即刻解散総選挙をと
バカの一つ覚えみたいに繰り返すばかりで、迫力がなく空回りです。

是に対し一向に歩み寄りを見せない自民党に対し是までの低姿勢から態度を硬化
させての対応に変わって行った様だ。

余り代わり映えのしない国会代表質問戦で始まった感がある。

今度の国会審議の重要議題である衆議院選挙制度問題について、先に各党協議会の
席上で樽床民主党幹事長代行が、小選挙区1票の格差問題。国会議員定数削減問題。
衆院選挙制度の抜本改革。この三つの議題をセットにして、同時決着させたい旨を
提案しました。

民主党は当初小選挙区1票格差解消を今回重点的に行う積もりだったらしが、是には
どうしても衆院選挙制度の抜本改革を手につけなくてならないと併せて行う事に路線
変更した模様です。

現在の小選挙区比例並立制では少々の手直しでは対応出来ないのではと言う声が多く
なって、現在公明党が推奨する小選挙区比例代表連用制について民主党も検討する
方向に向かっています。

民主党は議員定数削減を含め現在の衆院比例定数を180から100議席に削減。
小選挙区300を295選挙区に減らす。
比例代表の全国ブロックを見直すとの提案をしています。

比例代表80削減案を共同通信社が独自に試算した資料によると、民主33議席減。
自民25議席減。公明・共産は現議席の半減。社民・その他の小党等は議員数ゼロ。
小党派に取ってはむごい結果となる可能性を指摘しています。

公明党が提案する小選挙区比例連用制についてはむつかしく仲々理解出来ませんが
政党に取っては有利になるが無所属に対しては不利になる制度とか。

この制度で行けば民主・自民とも大きく数を減らす事はなく、公明・共産その他の
政党も応分の議員増が望める案らしい。

衆院選挙は國の行方を左右する重要なものです。

選挙制度改革は慎重に克つ、迅速にやって頂きたいものです。