外国人免税制度では、外国人が1万円以上の商品を購入する時パスポートを表示して免税
手続きすれば消費税8%が免税になると言う特典があります。
今回アップル社の新型端末機Iphone6の発売に際してこの制度を巡って色々の疑問点が浮き
彫りされました。
この新型Iphone新発売の人気は大変なもので発売前から長蛇の列が出来たそうです。
処がその中には中国人転売ヤーが多数交じって居て外国人免税制度を利用し大量に買い付け
を行った模様です。
転売ヤーとは転売で利ざやを稼ぐバイヤーと言う合成新語らしい。
中国ではこのアップル社の新型Iphoneの発売がされて居ないので日本で買い付けて中国で
高く売りつけようと言う魂胆らしい。
新製品は5・5インチとデスプレイが広い事・薄い事・通話時間が長い事等結構ずくめの新機種
で発売前から人気商品で期待されて居た端末との事。
問題はこの中国人転売ヤーが外国人免税制度を悪用して商売に利用した事です。
おまけにアベノミクスで円安が進み余計儲けを手助けする事になった。
本来は外国人旅行者向けにもっと商品を買って貰おうと消費税を免除する制度です。
中国人転売ヤーも是に入ると言えば入るでしょうね。
ただこの転売ヤーの買い占めで日本の新型Iphone6が品薄になり手に入らない人が出て来た
事も事実です。
それに日本人は消費税を支払って買うのに何故外国人は消費税が免除されねば不可なのか?
この中国人転売ヤーの免税制度悪用で入るべき消費税が入らなかった事になりますね。
処が政府は外国人旅行者向け消費税免除対象を更に消耗品にまで拡大すると発表。
消耗品ではよく中国人が買って品薄となる日本製化粧品や紙オムツも含まれます。
こう言った商品を扱う店は売れてホクホク顔でしょうが品薄で手に入り難くなる日本人も出て来ますね。
それに入るべき消費税も少なくなります。
日本政府は其処までして外国人観光客を優遇せねばならないのか?
どうも納得が行かない。
兎に角富裕層の中国人の買いつ振りは半端ではないらしい。
店毎買い占めるのではないかと言う位多量な買い方と言われていますね。
克って景気が良かった時代日本人が外国でして顰蹙を買った事の再現で余り批判が出来ませんね。