文科省がイジメ等に関して毎年実施して居る「問題行動調査」の2013年結果が判明した。
この問題行動調査は小中高対象に、イジメ・不登校・暴力行為等の現状把握と対策のため
文科省が毎年実施するものです。
イジメで大きな話題を呼んだのが大津中2年生のイジメに依る自殺事件です。
その後刑事事件としてアチコチで取り上げられたが一向に減りません。
却って2013年度は、小学校では過去最高11万8千件超えと言う記録が出た。
其れと同時に注目すべきは中学校で暴力行為が急激に増えた事です。
同級生による殺人事件まで起きてしまいました。
文科省省が把握したイジメ等問題行動は全国で18万5860件だそうです。
これは把握した数ですので恐らく闇にある問題行動はこんなものではないと推定されます。
大部分が小学校が占め12万件・中学校が5万5千件・高校が1万件余です。
如何に現在の学校教育が病んで居るかが判る。
イジメは冷やかしや悪口が12万件でトップ。
携帯やパソコンでの誹謗中傷も増える傾向にあって陰湿なネットイジメが広がって居る。
またイジメや、学習について行けない等の理由で不登校が増える傾向にある。
小中高生の不登校者は12万人も居ると言う。
不登校も出来ない子が地獄の責め苦で自殺すると言うケースが多い様です。
全国で240名が自殺して居るとか。
是もハッキリした原因が分かった分だけでもっとあるのではないか?
不登校生は人間関係構築が出来ない子・家庭で基本的習慣が身についてない子等が多い。
暴力行為は中学生が4万件・小学生が2万件で総計6万件が把握された数です。
イジメ等は学校・教育委員会が隠蔽したり責任転嫁する傾向にあって責任の所在があやふやに
されてしまい結局残された被害者父兄が泣きを見ると言う事の繰り返しです。
政府も教育改革には本腰を入れ教育委員会や学校改革を試みて居るが仲々成果は挙がらない
様ですね。
子供は日本の未来を作る宝です。
シッカリ育てたいですね。