日々好日

さて今日のニュースは

ネット削除で忘れられる権利と、知る権利どちらが尊重されるべきか?

2014-10-19 07:21:47 | Weblog

現在はネット社会とも言われネットと言う虚構の世界で情報が一人歩きして大きな問題を引き起こして
居ます。

今回ネットの検索大手のGoogleに対して東京地裁が個人情報削除を命じました。

是は検索サービスによる人格権侵害を抑制しようとする司法判断ですが是がネットに大きな衝撃を
与えて居ます。

ネットには「知る権利」があると同時に「忘れられる権利」も存在します。

忘れわれる権利とは、ネット上に残る個人情報等で時間経過で削除する様要求出来る権利です。

日本では個人情報を削除したい場合、検索サイトではなく、情報を書いた本人やウェブサイト管理者
に削除を求めるのが一般的です。

しかしネットに一旦載せられた情報は、検索サイト等で、忽ち転載されて拡がり、全てを削除するのは
無理な話です。

今回東京地裁はこの検索サイトに情報削除を命じました。

情報の出場所だけの削減では効果がないので検索サイトそのものを削除すると言う方法です。

これは個人情報に限らず、皆が知りたい情報と、知られたくない情報と言うのがあります。

検索サイトは情報を更に広く発信して、誰でも簡単に検索できる様にします。
これが罷り成らない事もあると言うのが今回の判決です。

削除をサイト管理者や書いた本人でなく、検索サイトに求めた処に大きな問題がある。
今までは検索サイト削除訴訟は大半が負けていました。
それが今回の判決で認められたと言う事です。

政治家の不祥事や歴史的事実等が検索サイトから消えれば私達の知る権利が制限されます。

一方、時間的に一刻も早く忘れて貰う権利もあります。

どちらを優先すべきか?

今回の個人情報削除訴訟については新しい判例が出たが、問題が多くまだまだ続きそうですね。

 


小淵経産大臣政治資金問題で辞任不可避か

2014-10-19 06:34:56 | Weblog

小淵経産相の政治団体の不正支出疑惑はとうとう閣僚辞任が不可避となって来た模様とか。

小淵大臣は進退を安倍首相に一任したとの報道もある。

安倍政権としてもこれ以上長引かせて、他の問題を抱える女性閣僚へ波及は何としても阻止
したい処です。

それにしても日本の閣僚は何故こんなに任命されて直ぐ辞任に追い込まれるのか?
民主党政権の時も同じでしたね。

内閣組閣時は適所適材の優秀な人材を登用したと胸を張って発表した傍からこの様な事態に
なるのは何故なんだろう。

歴代の総理は派閥序列の人事は行いませんと、言いながら結果は何時も同じ事の繰り返しです。

今回の安倍政権の内閣改造は一つには大臣就任待ちの人をどれだけ登用するかと言うのが
問題とされて居ました。

又安倍総理は成長戦略の一翼を担うのは女性の力だと女性閣僚5名も登用しました。
その目玉となった女性閣僚が問題を起こして居ます。

団扇がどうのこうのと小さい事まで指摘されたり、暴走気味の女性閣僚が居たりで評判は余り
よくありません。

そしてこの小淵大臣の政治団体の不適切支出疑惑、これは由々しき大きな問題で扱い方を
間違えると小淵氏の政治生命も危うくなると言われる程の問題を含んで居ます。

後は安倍首相の任命責任ですね。

民主党も自分たちの政権時代に散々痛めつけられたのでこの際とばかり張り切って居るので
まだまだ拡がりそうですね。