新規制基準制定後原発再稼動の原子力規制委員会の審査結果を巡る住民説明会が
まず立地の川内市で行われた。
住民説明会は川内市が主催し、原子力規制庁の担当者が川内原発の安全対策が
規制委員会が定めた新基準に適合した理由を説明した。
今後は同様な説明会が15日まで30キロ圏の日置・いちき串木野・阿久根市・さつま町
で開催されます。
國が避難対象となる原発30キロ圏住民に説明するのは初めての事です。
今回の川内市での住民説明会に応募した市民・市議など1113名が参加した。
原子力規制庁の担当者は、火山・地震・津波対策について説明した。
参加者からはテロ対策が不十分だと指摘の声が上がったが担当官は絶対の安全はない
リスクは残るがそれを克服していくと回答したとか。
判らないではないが何となく不安が消えませんね。
鹿児島県知事は県と川内市の地元同意で充分としていますが、県は説明会の参加者に
理解できなかった項目をアンケートで取りその結果で知事の最終判断の参考にする意向。
何としても再稼動に持って行きたい立地自治体と政府・経済界。
出来れば阻止したい地元住民と周辺自治体。
幾ら説明しても説明不足となるのは当然の理です。
この鬩ぎあいで果たして国内最初の原発再稼動が実現出来るのか?
もはや日本の原発の将来が懸かって居るので注目に値しますね。