人類はアンタッチャブルの原子力に触ってしまい、一瞬にして大都市を消し去り、多量の
命を奪う事が可能となりました。
そして平和利用の名目で始まった原発も思わぬ原発事故で多大な災害を引き起こした。
原発は始めた以上、続けるにせよ、廃炉にするにせよ巨額のカネと時間が必要です。
人類はこんなはずではなかったと、今頃になって思い知らされて居ます。
化石燃料の後継エネルギィーの救命主と持ち上げられ原発は拡大して行きました。
処が旧ソ連邦チエルノビイリの原発事故福島原発事故でこれが飛んでもない危ないもので
厄介なものかが思い知らされました。
確かに安価で多量に電力は発電出来るが、両刃の剣である事を思い知らされました。
今となっては原発を続けるにせよ、廃止するにせよ巨額のカネと時間が要る事が判明した。
大変なカネ喰い虫であることが判って来た。
さて日本は原発保有の電力9社に原発解体費用の積み立てを義務つけて居ます。
そしてその費用は利用者の電気使用代に上乗せされて徴収し積み立てて来ました。
処が積立金が解体原発の見積もり費用額2兆6千億円の6割にも満たない1兆4800億円
の積み立て金しかなく、4割以上不足する事が判明しました。
しかも原発解体を迫られる原発が増える状況で、見積もり費用は更に上回る公算が出て来た。
そこで電力各社は電力自由化後も追加負担を国民かた徴収出来る様に國に要望する意向。
電力会社も色々な問題を抱えて居るが、それが全て国民に転嫁される現在これ以上の負担
は大変苦しくなってきます。
電力あって生活が成り立つ現在ですので利用者の一部負担はヤムをえないが、全て負担
は納得が行かない。
再生エネの買い取り費用・原発事故積立金・原発解体費用等々すべて国民に転嫁して徴収。
どうも電力会社も國も虫がよすぎる様な気がしてならぬ。
これじゃ企業も海外に流出する訳ですね。