福島原発事故が起きてもう3年を経過しました。
事故が起きてから廃炉決定まで可成りの月日が要したがその後廃炉への作業は遅々として進んで
ないようです。
相手は姿が見えない放射能と言う悪魔ですから、そう簡単に進める事は出来ません。
政府は廃炉までを30年から40年とみて2040年から2050年を予定しています。
この間掛かる費用は1兆円近くを予定して居るとか。
まず原子炉から燃料棒を抜く作業3年間を予定し2017年までに完了。
次は原子炉に溶解して核燃料取りだし作業に7年間で2021年まで。
原子炉撤去・建家解体・廃炉完了2050年まで。
まず原子炉に覆い被さって居るガレキの撤去が先決問題です。
メルトダウン等で水素爆発した3号機が一番面倒です。
何しろ長崎原爆と同じ様なプラトニュームの爆発です。
原子炉水槽に墜ちた燃料を運び入れる燃料取り扱い機の20トンのガレキを引き
上げる作業があります。
今回慎重に作業でどうにかガレキを引き上げに成功した。
水素爆発は1号機3号機4号機と順に爆発した。
現在2号機4号機はそのままで手付かずだそうです。
やっと3号機のガレキ撤去が出来たと云う状況で先の事が思いやられますね。
是から核燃料取りだしと、溶けた核燃料取り出しと言う難工事が控えています。
状況は一切不明と言う最悪な状況だそうです。
下手をすると二次被爆と言う事態で死亡事故発生もあり得ると言われていますね。
是からどうなるのでしょうね。
是で後に続く日本原発の東海原発・中部電力の浜岡原発1号機2号機の廃炉は
どうなるのでしょうね。
なお原子炉を廃炉しても完全に元に戻るには数千年かかると言われています。
人類は飛んでもない物質をいじったのですね。