政界再編を大上段に大見得を切って橋下最高顧問が結党した、日本維新の会でした
がどうも党の意向が右に左にブレ集まった人も烏合の衆で人々の賛同は今一つでした。
其れが橋下顧問の言動にも明らかで、時には自民党に擦り寄るかと思えば、激しく
対立を繰り返して来ました。
所詮政治畑でたたき上げた生粋の政治屋さんでない弁護士さん、幾ら正義を叫んでも
軽くあしらわれると言う急造政治家の悲しさです。
維新の会は、そもそも大阪から日本の政界再編を始めようと、特別区導入が主目的で
活動基盤は大阪です。
其れに橋下氏は大阪市長等の二足のワラジを履き国政直接参加はせず国政は専ら
国会議員団が当たり橋下氏は其れを指図して居た。
当然意志疎通の行き違いもあってとかくギクシャクして居たようです。
前回の衆院選で維新の会は大敗した。
もし敗れたら政治の世界から身を引くとまで宣言したがこの問題はウヤムヤのままでした。
今回今年11月行われる大阪府知事・大阪市長選挙に専念したいので、橋下市長は
維新の会の最高顧問を、松井大阪府知事は顧問を辞任して離党すると突然宣言した。
是には梅沢同党幹事長と松井顧問との山形市長選対応で対立が一つの要因でもある。
突然放りだした両顧問に対し、国民や府民、それに国会議員団戸惑いを隠さない様だ。
大阪の是からの将来を賭けた大阪府民の期待は?
一応両人とも大阪ダブル選に専念するため国政政党から離れ大阪地方政党に軸足を
移すとし、離党は党の分裂が目的ではないと強調して居るが、これは通らぬ理屈。
何だか維新の会の末路が思い遣られる様な両顧問の離党騒ぎですね。
ただ政界にはあまり関係はない様で、コップの中の嵐なんでしょう。