人口減少・生命保険契約は低迷の一歩を辿り市場縮小傾向にあります。
日本の生命保険業界でトップを占め泰然自若で業界のガりバー的存在であった日本生命が
業界8位の三井生命を3千億円から4千億円で買収し子会社にする方向で検討を始めた。
此れはニッセイが第一生命に首位を奪われ2位転落した事と近く行われるカンポ保険の
上場に危機感を募らせ手を打ったと思われます。
15年3月末の保険料等の収入は1位第一生命5兆4327億円。
2位日本生命5兆3371億円で、3位の明治安田の3兆4084億円を大きく離しています。
今回買収が行われると8位に三井生命5451億円が加わりニッセイは5兆8822億円で
再び首位に返り咲く事になります。
しかしこれが起爆になって生保業界の再編が起きる可能性が出てきましたね。
克って金融界の再編では、思わぬ銀行同士がくっつき、現在鎮静化して居ますが、これも
生保の再編で再び動き出す可能性もありますね。
特に現在は海外生命保険会社が日本市場を狙って次々と勢力を拡大して来ています。
すでにがん保険では米国の生命保険が一歩先んじて居るとさえ云われ日本の保険業界
も体質改善が叫ばれてきています。
保険とは皆で支え合って行こうと云うのが根本原理でもし不幸が事が起きれば皆が助け
合う制度です。
保険の種類も生命保険・物損保険・火災保険・車両保険・がん保険等々多様化して
いますね。
今は何でもアリの時代だから将来何が起きるか予測できないのでまずは保険をかけて
備える事が大事とされて居ます。
近頃は自分の事のみ一生懸命の若者たちは保険離れが激しいと云われていまが
此れから保険は生活に不可欠なものになって来るのでしょうね。