今日で戦後70年を迎えます。
70年と言えば3代目が世代交代し世の中を動かす位の長い歳月です。
安倍首相はその2代目に当たる総理で、戦争を知らない世代の人です。
戦後70年首相談話で何が語られるか日本中は勿論世界から注目を浴びていました。
特に今大戦で日本から痛い目に遭わされた中国・韓国は脅迫めいた言葉で日本に
プレッシャーを掛け続けて来ました。
戦争に負けた國が、大きな顔をするのが許せないと言うのが根本にある様ですね。
処で安倍首相は当初戦争の傷跡を引き摺って何時までも罵りあうのはこの辺で
止め様。
其れより新しい国交が望ましいと言う事で強い態度での首相談話を考えて
居た様ですね。
是まで戦後50年村山談話で植民地政策と侵略と言う言葉を使い痛切な反省で
心からお詫びすると発表しました。
その後60年小泉談話も是を踏襲した内容の談話でしたね。
さて安倍首相は、強い日本が世界で生き抜くためには、敢えて憲法で禁じられて居る
戦争参加の危険性が高い集団的自衛権の行使もヤムを得ないと言う判断をした。
現在安保法関連法案が審議中です。
そんな中での70年首相談話です。
日本政府は是まで戦争処理は中国とは日中友好条約締結で、韓国とは日韓基本
条約締結で終了したとしてきました。
日中友好条約では日本の中国での在外資産は放棄を条件に戦争賠償金は放棄
し全てを水に流す事、但し日本は莫大な経済支援を約束しました。
日韓基本条約も、朝鮮戦争で疲弊した韓国を救済できるのは、日本の支援しか
ないと判断した現在朴韓国大統領の父親と是も莫大な経済支援引き替えに結び
その後「漢江の奇跡」が起こされたと言うのが定説です。
日本は戦争被害国に戦争賠償金を全て払わなかったと言う説が一人歩きして
居るが決して充分でなかったかもしれないが巨額の賠償金を支払って居る事は
余り知られてない。
当時日本の在外資産は相当なものであったがすべて請求権は放棄した。
当然と言えば当然ですが、現在に換算して500兆円以上と言う言うからスゴイ。
内訳は中国319兆円・台湾57兆円・朝鮮93兆円がお主なものです。
因みに現在の日本の海外資産は300兆円余りと言われて居ます。
ヒリピンには20兆円・インドには8兆円・ベトナムには1兆円等の戦争賠償金を
支払っているが是などは余り知られてないようです。
この辺りからも、もうこのぐらいで良いのではと言う判断が出て来るのもやむを
得ない事です。
こう行った自民党一部の考え方に対し公明党から村山談話に従い侵略と植民地
政策及び謝罪の言葉を述べるべきと強い要望があった。
当初昔は昔今は新しい未来に向けて進むべきと言う談話にしたかった安倍首相
ですが、与党の公明党や韓国や中国の脅しと米国までが、日韓関係を気遣い
米国に類が及ぶ事を恐れ、日本にプレッシャをかけ始めた。
是では幾ら強気の安倍首相も堪らず今回の様に村山談話や小泉談話を踏襲
する格好になった。
内容は全く書き写しと言われても仕方ない様なものです。
韓国・中国・米国等外国の反応は比較的に好意的の様でした。
是に対して当の村山元首相や自虐的国民の一部から不満が出て居ると言う。
何処かのバカが韓国まで行って頼まれもしない土下差外交をおこなったのは
飛んだ恥晒しと言う論もある。
安倍首相は私達の子や孫やその先の世代まで謝罪を背負わせては不可ないと
言う言葉を入れて居ます。
全く同感です。
遣った事は悪い事ですが、何時までも憎み合っては先に進まない事を知って
欲しいですね。