今ネットで取りあげられて居るのが発展を続けて居ると言われて居る中国経済はまやあかしもの
ではないかと言う懸念が出て来たと云う事です。
中国は基本的には共産主義国家で國の実権は中国共産党が握って居ます。
共産主義と資本主義は本来相入れない思想ですが、したたかな中国は其処を巧く誤魔化して資本
主義の美味しい処だけは取り入れ共産主義国家運営を遣って行こうと言う考えかたです。
広い国土と13億の人口を擁する中国ですなんでも遣れます。
お陰で中国は瞬く間に世界第2の経済大国になり、米国と経済でも政治でも対等にいや米国を凌ぐ
勢いとなってきました。
格好だけ大国ですが、どうしても無理が出て来て、ボロが見えだして来た。
中国は世界第2の経済大国と威張って居るがいまだ人民元は世界の主要通貨になって居ません。
其れは未だに中国共産党が経済介入し、人民元を維持操作して居るからです。
その反面米国の世界銀行等に対抗し新興国を中心に中国主導のAIIBを立ち上げています。
完全に中国中心の世界経済を作ろうとしています。
残念な事は中国の影響の大きさに圧倒された欧州諸国が是にこぞって賛同した事です。
兎に角中国の経済面での影響は何処の國にとっても大きなものがあります。
その國を左右するだけの力を今は持って居るともいわれます。
一番分かり易いことは中国人の爆買いが日本経済を支えて居る一因とも言われる程になった。
日本にとってあらゆる面で、韓国等とは違い、中国は大きな存在になって来た。
しかしこの頃の中国株価暴落等で中国共産党の不当介入が問題覗されだした。
中国共産党は強権で上場銘柄の大半を株価下落防止のため販売停止させると言う不当介入が
起きてきました。
中国の株式市場の大半の投資家は民衆です。
それ故に中国共産党の意の儘になります。
そこに欧米の資本主義との根本的相違があります。
中国共産党によって操作される中国経済は信用できないと言う懸念がでてきました。
とうにバブル崩壊の危険性が指摘されて居たのに、今なお成長を続けて居る事の怪。
公表されて居るGDP年間7%以上の成長に疑惑が涌いて来た。
これは中国共産党の不当介入による操作で実際は3%位の成長ではないかと言う疑惑。
あり得ない事ではない様な気もする。
根拠として専門家は中国の外貨準備高と対外純資産の関係を挙げています。
中国の外貨準備高は3・8兆ドル。
是に対して対外純資産は1・7ドル。
因みに日本の外貨準備高は1・2兆ドルで、対外純資産は3兆ドルだそうです。
この外貨準備高と対外純資産の関係は我々シロウトには判りづらいが専門家の計算では
中国は少なくとも2兆ドルの負債か隠し財産があると見て居るようです。
是がもし本当ならギリシアの財政危機等微々たるもので比較になりませんね。
このまま中国はウソの上塗りを重ねるなら、いつかはそのツケが回って来るだろうと言う事
らしい。
しかし今の中国から片鱗さえ見えず、相変わらず経済・政治・軍事面で大国として成長して
行く様で世界中が中国の足元に跪く日も近い状況ですね。