米国政府との約束期限が迫る普天間飛行場の辺野古移設問題は埋め立て作業
にも入れない状況です。
政府もしびれを切らし菅官房長官が直接沖縄に飛び沖縄知事と膝詰め談判となった。
官房長官は普天間飛行場の危険を除去するためには名護市の辺野古への移設が
ベストと力説したが、是に沖縄知事は真っ向から反対で平行線のままです。
丁度その時米軍ヘリが沖縄本島中部沖で墜落事故が起き乗員17名の内6名が負傷。
その内2名は研修で乗って居た陸上自衛官であったとのニュースが入って来た。
一応今回の沖縄知事と官房長官との協議は政府と県との集中協議とされ今回が初回
でした。
初回の協議でこの様な不幸な出来事が起き先行きが懸念されます。
沖縄県知事は抑止力として日本政府が沖縄に頼るのはオカシイと言うのが反対の根拠
です。
しかし実際の問題は沖縄は米軍に占領された儘だと言う現実があります。
幾ら日本が独立したとは言え現実は沖縄は米軍に占領され、米軍は日本防衛支援と
言いながら米国の防衛を担う米軍基地として利用して居るに過ぎないと言う言い方も
できます。
遠く中近東まで沖縄から米軍が作戦行動を広げています。
沖縄は米軍にとって使い勝手の良い基地で、海兵隊の中心基地として居ます。
是を米国戦略の見直しでハワイ・ガァム島に後退させる一環として沖縄基地縮小が
取りあげられる様になったが本音は沖縄基地の現状維持と恒久化にある。
日本ほど米軍基地に寛容で優遇して呉れる國はありません。
ここを手放すバカは居ません。
其処の処が日本には余り理解されてないのかも知れませんね。