財務省は2015年上半期(1~6月)の国際収支速報を発表しました。
それによると経常収支は8兆1835億円で2年振りの黒字であったとの事です。
一番の要因は原油安で貿易赤字が縮小した事です。
貿易増とか旅行サービス増と言う事でなくあくまで原油安が要因とは淋しいですね。
その貿易収支は4220億円の赤字だが前年同期で6兆2014億円の赤字に較べれば
相当の貿易赤字縮小と言えます。
それだけ輸出が頑張ったともいえますね。
海外投資から得られる利子・配当の第1次所得収支は10兆5114億円の黒字
国際収支は海外に移転した企業が大半を稼いで呉れて居る事となりますね。
貨物輸送や旅行サービス収支は8723億円の赤字。
一応前年同期kら6201億円の縮小です。
是には円安で海外旅行者が減り、日本を訪れる中国人・東南アジアの観光客が大きく
影響して居るのでしょう。
サ-ビス収支のうち旅行者が落とす旅行収支は5273億円の過去最高の黒字。
中国人の爆買いが大いに影響して居る様ですね。
因みに同時に発表された6月の国際収支速報では経常収支が5586億円の黒字
だったそうです。