中国共産党・中国政府・人民解放軍は北京市天安門広場一帯で「抗日戦争と世界反
ファシズム戦争勝利70周年記念式典」と銘打って軍事パレードを行った。
中国は反日運動と取られるのを極力避けては居るが是は明かに反日運動の集大成だ。
抗日戦争は近来続いた外敵侵入に対する完全勝利で中国を植民地化する日本軍国
主義の企みを粉砕した。中国は永遠に覇を唱えず拡張政策は行わない」と習主席は
力説していますが、南沙諸島の強引な遣り方等とは、どうなんでしょうね。
至って我田引水的声明です。
欧米の植民地政策へ対し共に戦ったのは何処の國でしたか?
その後満州国樹立と言う軍部の暴走はたしかにありましたね。
戦後人民解放軍八路軍と共に国民軍に対し戦ったのは旧日本軍でもあります。
中国と日本は是まで深い関係があって共に助けあって来ています。
中国革命の祖と言われる孫文と日本の関係もその一つです。
その後日中間は不幸な事が起きたが、日中友好再開と同時に手を差しのべたのは
日本でしたね。
資金面で技術面で今日の中国繁栄の基礎を作った一つに日本の協力が挙げられる
のではないか?
しかし中国は急激に資本主義体制にのめり込み色々ヒズミが出て来て民衆の不満も
溜まって来たのでそのはけ口が反日政策でした。
中国政府は徹底した反日教育で民衆を洗脳し反日思想を植え付けた。
それが憎悪となりその世代が現在の指導者となり今日の日中間の関係に深く関わって
居るとも言われます。
今回の式典では反日色を薄め出来るだけ世界に訴え共感を呼び中国の威信を誇示
したかった様です。
しかし欧米の首脳部は賛同せず、ただロシアのプーチン大統領と朴韓国大統領が
招待を快諾して参加した。
他に中国から多大な援助を受けて居るアフリカや南米・ロシア圈の国々・・・
処がアフリカのある国の大統領が呼ばれて居る事が話題になっています。
この大統領は悪行高く国際手配になって居る犯罪者ですが、習中国主席は我が友
と歓待しての招待です。
この大統領の國の地下資源を一手に中国が扱いそしてその国を支援して居るのが
理由らしい。
この点でも習主席の言って居る事と遣って居る事が違う事が明かです。
次に韓国朴大統領の扱い方です。
米国からの要請をはねのけて良く参加して呉れたと最高待遇でしたね。
其れに引き比べ北朝鮮の扱いは冷遇去され、記念撮影の時は隅っこに追いやられて
居たらしい。
もし安倍首相が参加すれば是と同じ様な冷遇で屈辱を味合ったことでしょう。
日本からは何処かのアホが式典に参加したそうですが、体調を崩し参列出来なかった
との事です。
中国・韓国は、反日で共に共闘関係を密にして日本叩きを推進したい処です。
韓国はもう完全に中国経済に取り込まれ中国なくては成り立たなくなって来て居る
様ですので今回の出席も納得できます。
ここで注目したいのは韓国朴大統領と習中国主席が、日・中・間首脳会談を
提唱した事です。
両国とも日本の利用価値は認めて居る様ですね。
自分たちで一方的に提唱するのには抵抗を感じます。
それにホイホイ答える日本政府の動きが気になります。
安倍首相を引きこんで自分たちが有利な条件を日本に呑ませ様と言う魂胆です。
確かに日本は中国との繋がりは大切にしたいが、韓国を入れての会談はあまり
褒めたものではありません。
遣るなら個々別々が日本としては有利です。
此の韓国・中国の提唱に対して、日本政府は良く考えて禍根を残さない決断をして
欲しいですね。