日々好日

さて今日のニュースは

東証日本郵政3社株式上場11月4日とし承認

2015-09-11 07:45:33 | 政治経済

東京証券取引所は、持ち株会社の日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険の三者
の株式上場を承認しました。

上場日は11月4日で売り出し価格の想定せ時価総額は12兆6100億円と予想
され、是はNTTの上場の24兆9600億円に次ぐ規模で果たしてあの時の様な
狂乱騒ぎが起きるか?

3社株の1兆4000億分が国内に放出される事となる。

郵政は一応民営化され株式会社となったが、日本郵政の全ての株は政府が握って
居ます、今回公共性が高い日本郵便会社株を除いて上場する事になった。

日本郵政は株式の上場で政府の束縛から放され更に事業拡大が自由になります。

政府はこの日本郵政を売り払い東日本大震災復興等の財源にする意向です。

ただ日本郵政は民間金融機関等が民業圧迫と危機感を強めて居た還啓で厳しい
競争に晒されるでしょう。

また株式が上場されれば、まずは利益優先の運営が迫られ、コスト削減や企業
のスリム化が出て来ます。

当然僻地切り捨て、職員リストラ・非正規社員への移行等が考えられます。

しかし世界でも有数の貯蓄高を有するゆうちょ銀行や店舗数が1万3600店舗
と言うネットワークや利便性で、しかも政府が日本郵政株の3分の1は保有して
居るので國が後ろ盾になって居る絶大な信頼は変わりませんね。

ただゆうちょ銀行預け入れ上限は1千万円と変わりはない様です。

さて肝心の売り出し株価ですが、日本郵政の親会社の分が1株1350円。
ゆうちょ銀行株が1400円・かんぽ生命株が2150円と想定しています。

販売単位は100株ですので、最低13万500円から購入できる計算ですね。

想定される時価総額は日本郵政6兆1千億円・郵貯5兆2千億円等で13兆円
を超える事となります。

親会社と子会社同時上場は珍しい事だそうです。

株式は3回に分け放出、今回は3社とも発行済み株式数の11%が売り出される。

販売先は国内が8割・海外が2割です。
国内の95%は個人向けだそうですから、配分される証券会社に申し込んで
置けば手にはいるのではないか?

ただ10月需要調査を進めた後で3社とも売り出し価格は最終決定するとの事で
今の処売り出し価格は不明との事だそうです。

果たしてどれだけの値が付くか興味深いですね。


鬼怒川決壊9人行方不明

2015-09-11 06:21:57 | Weblog

台風18号と秋雨前線が重なり関東地方は異常豪雨となりあちこちに大きな被害をもたらして
居ます。

現在北上中で被害は段々東北に移って居る様ですね。

今回は何十年に1回起きるかと言う豪雨災害で北関東大雨水害と呼ばれて居る。

災害状況はNHKテレビが、かかっりきりで報道しています。

現在行方不明者は9名との事ですが、家の中から助けを呼びながら濁流に流されて行く人
を見たとか、車が人を乗せて濁流に呑まれるのを見たとか目撃情報が沢山報告されて居る
との事で、或いは行方不明者がもっと出るのではと心配されます。

今回鬼怒川堤防が決壊した場所は鬼怒川温泉よりもっと下流のつくば市や霞が浦に近い
常総市で千葉県境の市で起きて居ます。

近くには阪東太郎と呼ばれる克って関東一の暴れ川利根川が流れて居ますが、、今回は
鬼怒川の堤防が決壊して大きな被害が出た。

決壊場所は幅140メートルに亘り可成り大規模な土手の堤防が決壊した。

決壊場所は8月28日の点検の際は異常なかったとされて居る。
ただ想定外の洪水には対応出来ないであろうと予測し改修を計画して居た場所だとの事。

いつもこの様な事は災害が先に起きて、後の祭りと言うケースが多いですね。

想定外の事ではあるが、何らかの手が打てなかったのかと悔やまれますね。

是では天災と言うより人災だと言われても仕方ない事です。

今回の鬼怒川堤防決壊は全国の河川の土手に対し警鐘を鳴らしています。
テレビでは土手が次々と濁流に呑まれて行く様を撮し出した。

通常は土を盛っただけの土手で充分用を足すが、想定外の豪雨に弱い事が実証された。

まずは危険な場所の洗い直しと速急な対応が望まれますね。