新国立競技場建設については安倍首相の鶴の一声で白紙に返された。
この競技場は東京五輪のメインスタジアムとなって居るので2020年までに建設せねばならない。
決定して居た外国人建設家ザハ氏の斬新なデザインは、破棄されさてどの様なデザインに決定されるか?
今回はデザイン設計と施行企業一体化の「デザインヒルド方式」に変更になった。
ゼネコンと組まねば設計出来ない方式で設計家には厳しい方式です。
そして競技場建設に関しては更に厳しい規制が掛けられた。
建設費の上限は1550億円で期限は2020年4月までに完工だが、2020年1月までに是非完工する。
世界最高のユニバーサルデザインで建設。
日本の伝統的文化を現代技術で具現化する。
日本の気候・風土・伝統を踏まえた木材等ふんだんに利用する。
機能的でテロ攻撃に強い競技場建設。
可成り高いハードルが課せられた事になる。
是に対して、中央新幹線建設や東北地方災害復興、東京五輪関連事業等で資材・労働力不足状態で
労務単価高騰等や資材確保が困難になって来て居る。
このままでは採算性が問われ儲からない事はしたくないとの気運がある。
ゼネコン側は五輪関連で、高層ビル建設・ホテル建設・高速道路整備等ひしめいて居るので敢えて
採算性の低い、難しい工事に手を出さなくてもよい。
等の理由でさん国立競技場建設は国家事業と言えども進んで引き受け手がないのが実情らしい。
流れとしてはある有名建設家と組んで是まで通り大成建設が受注すると言う噂が有力らしい。
我が国の五大ゼネコンは、大林・鹿嶋・清水建設・大成・竹中工務店等があるが、大成は安倍首相に
近く、前回同様有力らしい。
さてどの様になるのか裏で盛んに動いて居るらしいがハッキリ決まるのはまだ時間が掛かりそう。
処で是までの新国立競技場建設を巡り誰が責任を取るかと言う問題が詮議されて居ます。
事業主体の日本スポーツ振興センター河野一郎理事長・森元首相の東京五輪組織委員会会長・
競技場デザイン審査委員長・エンブレムコンペ審査委員長・盗作疑惑の佐野氏・東京五輪実行の
文科省大臣等々誰も責任を取ろうとしません。
是だけ日本の国威を下げた不祥事に誰も責任を取ろうしないと言うのは異常事態です。
其処で文科省第三者委員会が責任を検証し報告書を纏め発表しました。
報告書骨子は下記の通りです。
当初計画撤回は決定権者不在・組織体制不備・情報発信不足。
文科相と文科事務次官は新競技場整備に対応すべき組織体制整備に怠慢だった。
日本スポーツ振興センター理事長にも同様な責任がある。
2013年から早い時期で建設家ザハ氏のデザインを見直すべきだった。
是を受けて河野理事長は任期満了の格好で引責辞任。
下村文科相は責任は取るとしたが進退問題までは言及していない。
肝心の東京五輪組織委員会会長は無傷と」納得が不可ないですね。
今回もナウナウで責任はうやむやで済まされてしまいそうですね。
関連したした人は全部責任を取って辞めて欲しいですね。