TPP承認案がやっと明日から国会審議が始まる事となった。
TPP協定は環太平洋諸国で自由貿易を促進し共に繁栄して行こうと言う趣旨で
始まり米国主導で日本は途中参加となった。
例外なしの関税撤廃が原則で日本の農業の崩壊とさえ言われ反対が激しかった。
是をどうにか国論をまとめ参加国の合議で辛くも成立し後は参加国の批准待ちと
なった。
我が国は安全保障問題審議等が優先され仲々審議が進まず取り残し議案となって
いました。
今回やっと国会審議となるが是がまた先行き不透明です。
一強他弱の国会情勢ですが無理は禁物。
何しろ我が国の農業の将来がかかって居る法案ですから・・・
処がこのTPP協定は米国でも行方が心配されて居ます。
このTPPを強力に推進して来たオバマ大統領は任期切れで来年1月には交代です。
大統領選候補の民主党クリントン候補も共和党トランプ候補も保護貿易主義でこの
TPP法案には反対で米国の批准は絶望的です。
米国抜きのTPP協定何のメリットがあるのか?
今やTPP協定は風前の灯火ですが日本は敢えて是を審議。
意地なんでしょうね。
ひょっとするとピンチはチャンスで日本が太平洋圏で指導的役割を果たせる、よい
機会になるかも知れませんね。