国連総会軍縮委員会は、2017年の核兵器禁止条約制定交渉開始の決議案を賛成多数で
採択しました。
被爆国日本は当然賛成と思いきや、米国の核の傘の元庇護されて居る日本としてはその様
な条約が制定されれば、微妙な立場になるので、敢えて苦渋の反対をしたらしい。
日本は核兵器の恐ろしさを一番知って居る国であると同時に、核兵器のありがたさを一番
知って居る国でもあります。
この様な世迷い言を述べれば袋叩きに遭いそうですが、それが正直な本音です。
小国日本が大国の中国やロシア等と対等に渡り合えるには矢張り武力がものを言う。
武力は実際に行使しなくても持ってい居ると充分に抑止力となる。
現在は米国の加護が日本を守る抑止力となって居ます。
しかし国益優先の米国何時日本が見離されるか判らない。
そう言った時抑止力となるのは核武装と言う事になる。
これは現実の問題としてはあり得ない事ですが可能性としてはゼロではない。
日本が反対の理由として、単に日米同盟ばかりでなく将来起きる事も予測しての反対
かも知れませんね。
これが政治の世界の妙なんでしょうね。