小池氏都知事転出で衆院東京10区と、鳩山邦夫氏死去に伴い福岡6区が欠員となり
本日此の2つの衆院区で補欠選挙の投開票が行われる。
東京10区は前衆院議員で自民党都議会に反対し小池氏を推した、石原自民党東京
支部会長等から処分を受けた若狭候補が何故か自民党候補公認を獲得しての立候補。
是に対し、民進党は蓮ほう新代表が初めて仕切る国政選挙と大いに張るきり、野党
共闘を勝ち取っての与野党対決となった。
ただ共産党との共闘には党内で反対の声も聞こえるとの事。
東京10区は自民・民進の直接対決であると共に、小池都知事対、蓮ほう民進党代表
との女の戦いでもあると言われています。
一方福岡6区は鳩山氏遺児と共に自民党公認争いをし共に無所属として立候補し自民党
は分裂して、民進党女性候補と争います。
此処でも鳩山氏を応援する小池東京都知事と蓮ほう民進党代表と激しいつば競り合いが
ありました。
今回の衆院の二つの補欠選挙は阿倍政権が来年1月に噂される衆院総選挙を占う大切な
前哨戦と見られています。
自民党は消費税10%引き上げを19年10月に予定より2年半先に引き延ばしました。
一方現在阿倍総理の任期は18年10月です。
自民党内では更に1期3年延長して21年までを任期とする話しが持ち上がっています。
阿倍氏としては消費税引き上げ前自分の任期終了前に衆院選を行い完全勝利を決めたい
処で今回の衆院補欠選挙が前哨戦として注目される処です。
一方民進党はこの補欠選挙で蓮ほう新体制の力を見せたいと、無理して共産党とも共闘
に入りました。
是が吉と出るか?凶と出るかは判りません。
いずれにしても今晩にはその結果が出てまいりますね。