現在自民党総裁の任期は２期６年で３選禁止となって居るので、阿倍首相の
総裁任期は２０１８年９月までです。
これがどうやら3期9年に延長されるとの事。
是で安部首相は念願の憲法改正を手がける十分な余裕が生まれたとも言えます。
また２０２０年行われる東京五輪を事実上主催出来る様になった。
勿論東京五輪は東京都が行うものですが、カネの問題になるとどうしても国
に頼らざるを得ませんね。
自民党総裁任期はこれまでなくしてしまえと言う論議があるが、独裁政治
の恐れがあって是には反対が多い。
今回の３期９年に延長にしては、次を狙う人にとっては大変迷惑な話です。
しかし安定政権の確立と言う大義名分には勝てません。
全派閥8派のメンバーから選ばれた本部役員から異論は出なかったとの事。
注目されたＪＲ九州の東京証券取引所第１部上場は売りだし価格２６００円を超えて
終値は２９９０円と言うまあまあの出来でした。
これでＪＲ九州発足後３０年目で完全民営化となります。
ＪＲ関連では営業成績のよい東日本・西日本・東海についで４番目の上場となった。
経営環境が厳しい北海道・四国・九州の４島のＪＲの中では初めての上場となった。
ＪＲ九州の鉄道路線の大半は赤字で、経営多角化を進めて居た。
現在駅ビル・マンション開発・不動産・流通・外食等非鉄道事業の売り上げが大半を
占めて居ます。
九州新幹線鹿児島ルート開業・ななつ星豪華観光寝台特急の運行等で業績アップ。
２０１６年３月末連結決算は、売上高３７７９億円・経常利益３２０億円を上げて居る。
今回保有の発行済み株式１億６千株全てを売却。
国が売却で得る収入は４０８８億円との事。
これでＪＲ九州は完全民営化となり国から税制優遇等の支援はなくなったが、事業計画等
国の認可は不要となり、可成り自由に選択可能となります。
ＪＲは東日本・東海・西日本の３社と、九州・北海道・四国の３社の格差は益々広がって
来て居る。
業務好調のＪＲ東海リニア新幹線整備等で格差は広がるばかりですが、一方北海道は路線
廃止等で生き残りを賭ける。
その中でこのＪＲ３島から何とかはい上がろうと努力した結果が今回の上場となった。
１１月中旬南スーダンで駆けつけ警護の初出動となる可能性が１１次派遣隊を様子を
見ながら１１月下旬から１２月中旬に順次現地入りさせる事とした模様。
それに伴い現在１０月末まで派遣の１０次部隊は５ケ月延長し来年３月末までと閣議
決定したとの事。
先日ＰＫＯ活動の駆けつけ警護等の訓練を報道機関に公開しました。
その折り現地の状況と訓練の習熟度を見て駆けつけ警護部隊の派遣を検討すると発表。
７月に国際機関職員を政府軍兵士が襲い、ＰＫＯ司令部からＰＫＯ活動隊に救助要請が
なされた。
処が部隊の一部が危険な状況になる事を懸念して、中国とエチオピアのＰＫＯ部隊が
出動を拒否して居た事が判明国際社会から一斉に非難の声が上がった。
南スーダンは今もって治安は悪化し危険な状況にある。
日本は駆けつけ警護は比較的安全な地域に限り警護活動を行うと言って居るが是が国際
社会に受け入れられるかです。
恐らく今回の中国やエチオピアより以上に袋叩きに合いこれまで日本がしてきたＰＫＯ
活動のすべて帳消しにしてしまう恐れがあります。
日本も駆けつけ警護するからには、腹をくくって遣らねばなりませんね。
さてその決心と度胸はあるのでしょうか？
